とにかく不器用なサンライズノヴァを「何とかしたい」戸崎圭

優馬TM座談会
根岸S
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昨年2着のサンライズノヴァを 脅かすのは初対決の馬たち?

デスク「昨年は久々に関東馬ノンコノユメが勝ったけど、今年はいつも通りに関西馬に馬場を貸す一戦になりそうだな」

武井「そのノンコノユメが不在ということもありますが、ここは昨年2着のサンライズノヴァで大丈夫だと思います。東京では11戦して6勝、2着3回という現役屈指のコース巧者ですし、3歳のユニコーンS以来の重賞勝ちとなった昨秋の武蔵野Sでは、初めて1分34秒台で駆けて、なおかつ1600mで上がり34秒台も初めてのことで、完全に充実期に入った感を受けました。久々の距離とスローな流れで外々を回った前走は度外視していいでしょう」

久光「この馬にとって、展開を問わず確実に末がキレる東京1400mはベストの舞台でしょうね。昨年もレコード決着を先に抜け出してハナ差2着と、内容は負けて強しでしたし、勝ったノンコノユメがその勢いのままにフェブラリーSも制したんですから、価値も絶大です。マテラスカイがいる以上、スローペースも考えづらく、この馬の良さを生かせる条件もこの上なく揃ったと言えるでしょう」

デスク「ただ、武井が度外視できると言った前走は、道中で同じような位置にいたウェスタールンドが2着に来たことを思えば、ちょっと物足りない感も受けるけど」

佐藤直「とにかくサンライズノヴァは不器用だから、ウェスタールンドのような器用な脚は使えないんだよ。ゆえに陣営もこの東京に照準を定めてきているはずだし、こことフェブラリーSが最大の勝負どころだろうな」

瀬古「前走に関しては、4コーナーで内を回れた馬が1・2・4着という結果でしたからね。馬込みを捌く器用さがないこの馬にとっては、ペースだけでなく馬場の傾向も不向きだったと思いますよ」

小野智「戸崎圭騎手も“ワンターンの東京はこの馬のベスト舞台。ゲートで待たされて出遅れた前走でも、直線でしっかりと脚を使っていたし、今年は何とかしたいですね”と、昨年の雪辱に燃えてましたよ」

サンライズノヴァ

現役屈指の東京巧者サンライズノヴァ(奥)が最有力か(撮影:日刊ゲンダイ)

デスク「得意の舞台で、実際に勝負付けも済んだ馬が多いことを考えれば、サンライズノヴァが人気になるのも当然と言えそうだが、一方で今回は初対決となる馬たちもいるよな」

守屋「そんな中から僕はマテラスカイに期待しました。メンバーを見渡したところ、有力馬は差し・追い込み馬ばかりで、この馬のテンのスピードに敵う馬も見当たりません。ここは一人旅での逃げが打てそうで、仮にハイペースで飛ばしたとしても展開面で有利に働くはずです。東京のダートでは過去2戦とも二桁着順に沈んでますが、どちらもマイル戦でのこと。1400mなら、東京にも対応可能と見ますし、斤量も前走から1キロ減の57キロなら簡単には止まらないでしょう」

瀬古「これは前走だけでなく3走前にも感じたことですが、この馬本来のダッシュ力が見られなかったのは、砂の深い地方のダートが合わなかったためと言えるでしょう。守屋君も言うように、過去の東京での実績は距離に加えて本格化以前の戦績ですし、同じ左回りのプロキオンSをレコードで圧勝した内容からも、中央の軽いダートでこそスピードを生かし切れる馬だと思いますね」

西田「私はコパノキッキングの勢いを買います。以前のスピード任せという競馬から差す形でも結果を出せるようになり、メキメキと頭角を現してきましたが、距離やコースも懸念される中で、どんな競馬にも対応できるようになった今なら、むしろ東京1400mは合うんじゃないかと思います」

桜井「実際にこれまでダートでは8戦6勝で、負けた2戦がいずれも1400mという馬ですが、“スピード任せだった昨秋とは違って精神的に成長している。今なら全く問題はない”と、陣営も意に介してませんでしたよ。初めてとなる左回りについても“左回りで行うアメリカのトレーニングセール出身。単に日本で経験がないだけで、こちらも問題なく対応できる”と心配無用を強調してましたね。今の勢いをもってすれば、重賞連勝も十分可能でしょう」

守屋コパノキッキングは、中途半端に促して行くと引っ掛かりそうだし、先行するのが持ち味のマーフィー騎手でひょっとしたら以前のように逃げるかも、とも思ってますが、マテラスカイのスピードには適わないでしょうし、控えたとしても、そもそも前残り決着を考えている身としては、出番はないかと考えてます」

大江原「俺は、対サンライズノヴァのみならず、他の馬とも対戦歴のない初ダートのケイアイノーテックを買いたいな。一線級を相手に58キロを背負って砂を被った時にどうか、という課題もあるけど、母がダートで活躍していたことを考えれば適性がない訳がないぞ。芝から矛先を換えてきた陣営の意図も十分に汲み取れるし、芝GI馬の参戦を応援する意味も込めての◎だな」

瀬古「2週続けて追い切りに跨いだ藤岡佑騎手も“昨秋より動きが良くなっています。ダートを試すにはいいタイミングですね”と好感触をアピールしてましたね。押せ押せで使ってNHKマイルCを勝った事実からも、使い込んで調子を上げるタイプであることは確かですし、ダート界にまた一頭、新星が誕生する可能性も十分ありますよ」

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