好調ゴールド「体がパンパン」 インティ陣営もキッパリ断言で激戦か

優馬TM座談会
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王者不在の追い風も 得意の舞台でゴールドドリーム

デスク「昨年のダートチャンピオンであるルヴァンスレーヴが不在ということで、ここは色々な切り口もある気がするが、やはり一昨年の覇者で昨年も僅差2着のゴールドドリームが最も多くの支持を集めたんだな」

武井ゴールドドリームは、ここ2走とも明け4歳世代に屈した2着でしたが、ともに2キロの斤量差があってのもので、前年より時計を短縮した南部杯も、直線で追い出しを待たされるシーンのあった東京大賞典にしても、改めて地力の高さを示す内容だったと思います。急仕上げ気味だった前走からの上積みに加えて、今回は過去5戦5連対の東京1600ダートですから、◎としての信頼度は十分と見ました」

久光「チャンピオンズCを見送って臨んだ前走は、必ずしも完調とは言えない中での競馬でしたし、勝ったオメガパフュームに被されて挟まれながらも、狭いところを割って伸びての2着は、本当に強い内容でしたよね。当時の斤量差がなくなることで、対オメガの逆転も濃厚と言えますし、前走後の時計の出し方などを見ても、大きな上積みが期待できるでしょう」

須藤「最終追いの動きは、順調さを欠いていた前走時と比べてはるかに良かったですからね。6歳を迎えても、能力的な衰えがないことはハッキリしているので、何かに負けたとしても2着は外さないでしょう」

田崎「前走は、明らかにチャンピオンズC回避の影響があった分の負けと見ていいですよ。思わぬ惨敗を喫した経験もある馬だとはいえ、崩れ知らずの東京なら軸は譲れないところですね」

板子「ユニコーンSから無敵の快進撃を続けているルヴァンスレーヴに、最も差のないところまで迫ったのが南部杯でのゴールドドリームですし、そのルヴァンスレーヴが不在なのなら、必然的にこの馬の力が一枚上と見るべきですよ」

坂倉「僕は、ゴールドドリームにほとんど不安点が見受けられないのに対して、他の有力馬にはそれぞれ死角があると思うんですよ。インティは初のコーナー2回と一気の相手強化、オメガパフュームは微妙に距離が短く、逆にコパノキッキングは長い。昨年の覇者ノンコノユメも追い込み一手で近走一息、サンライズノヴァはゲート不安が解消せず…」

デスク「何か、坂倉の話を聞いていると、買える馬がいなくなってしまうが」

小桧山「とにかく、ゴールドドリームにとってのベストの舞台で、前走とは違って納得のいく仕上げで臨むんだったら、嫌う理由は一つもないぞ。鞍上のルメールも、今年のスタートダッシュは今一息だけど、やっぱり腕は一番だからな」

瀬古「平田師も、前走については“少し大人しかったし、メンタル面で影響したのかな”と話してましたが、やはり勝負どころでの反応などに右肩の筋肉痛でチャンピオンズCを使えなかった影響が少なからずあった気がします。対して今回は“迫力が戻ったし、毛ヅヤが良くて体もパンパンに張っているよ”とのことなら、この馬の力を余すことなく発揮できるはずですし、新興勢力とも同じ斤量で戦う以上、譲れないところでしょうね」

ゴールドドリーム

TM陣の重い印が集まったゴールドドリーム(撮影:日刊ゲンダイ)

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