余裕の逃げ切りエイシンヒカリ 充実一途ラブリーデイ 盾はどっちだ?

佐藤直文 レース回顧
サウジアラビアロイヤルカップ毎日王冠京都大賞典
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究極の瞬発力勝負にも難なく対応 ラブリーデイ 【京都大賞典】

 こちらも、前半1000mが60.5秒で、その後も1600m通過まで12秒台後半のラップが続いたスローペース。ただこちらは、流れが遅すぎたことにより究極の瞬発力勝負となった形だ。ラブリーデイは、これまでのイメージから、後続も脚を使わねばならないタイトな流れを、前で運んで渋太く伸びる形の競馬が理想と思えたのだが、こういった瞬発力勝負に対応できたことに驚いた。上がり3ハロンは32秒3と、今までで一番のキレ。先を見据えた仕上げで、58キロを背負ってのこの内容から、この秋も大仕事をやってのける可能性は大だろう。

ラブリーデイ

瞬発力勝負にも見事に対応したラブリーデイ(撮影:日刊ゲンダイ)

 2着サウンズオブアースは、中団の外めで流れに乗り、坂を下ってから仕掛ける、この馬には理想的な運び。直線でも、菊花賞を彷彿させる伸びを見せたが、今日のところは勝ち馬が一枚上だった。ただ、期待外れだった春とは違う姿であり、今後の走りに注目したい。

 3着カレンミロティックは、今日のような自分の競馬ができれば本当に渋太い。実際にここ数戦、スンナリ先行できた時はペースにかかわらず崩れておらず、天皇賞でもそういった競馬を期待したい。

 ラキシスは、今日のような流れならもっとキレていい馬。いい頃のデキに戻っていない印象を受ける。ワンアンドオンリーも余裕残しの仕上げだったことは確かだが、勝負どころでモタモタしたあたり、こちらも往年のデキにはほど遠いか。

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佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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