日本ダービー歴代優勝馬
1932年(昭和7年)に創設された東京優駿(日本ダービー)の歴代優勝馬をご紹介します。1981年以降は動画と詳しい結果付き。そして2005年以降はさらにレース当日の優馬一面と写真付きで、競馬の祭典・日本ダービーを振り返ります。
第91回日本ダービー2024年5月26日 東京芝2400m
1着 | ダノンデサイル | 横山典 | 9人気 | 2.24.3 |
2着 | ジャスティンミラノ | 戸崎圭 | 1人気 | 2 |
3着 | シンエンペラー | 坂井 | 7人気 | 1 1/4 |
皐月賞はレース直前で競走除外になった9番人気ダノンデサイルが、好位追走から直線ラチ沿いを抜け出し、そのまま後続を寄せ付けずに優勝した。横山典騎手は日本ダービー3勝目。1番人気の皐月賞馬ジャスティンミラノも好位から伸びたが、2馬身差の2着に甘んじた。
田崎TM

NHKマイルC(GI)
払戻金 20万7400円
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土屋(競友)

NHKマイルC(GI)
払戻金 17万7400円
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土屋(競友)

京都新聞杯(GII)
払戻金 22万3400円
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小野智TM

エプソムC(GIII)
払戻金 15万8300円
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佐藤直TM

天皇賞・春(GI)
払戻金 15万5520円
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土屋(競友)

かしわ記念(JpnI)
払戻金 19万8000円
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中邑TM

阪神牝馬S(GII)
払戻金 39万9700円
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第90回 日本ダービー2023年5月28日 東京芝2400m
1着 | タスティエーラ | D.レーン | 4人気 | 2.25.2 |
2着 | ソールオリエンス | 横山武 | 1人気 | クビ |
3着 | ハーツコンチェルト | 松山 | 6人気 | ハナ |
大逃げのパクスオトマニカを除けばスローペースの展開で、直線は大激戦。前目のポジション取りから残り200m付近で一歩抜け出した4番人気のタスティエーラが、皐月賞馬ソールオリエンス、外から迫るハーツコンチェルト、内から猛追のベラジオオペラを振り切って優勝した。
第89回 日本ダービー2022年5月29日 東京芝2400m
1着 | ドウデュース | 武豊 | 3人気 | 2.21.9 |
2着 | イクイノックス | ルメール | 2人気 | クビ |
3着 | アスクビクターモア | 田辺 | 7人気 | 2 |
直線早めに抜け出したアスクビクターモアを目掛け、3番人気のドウデュースと2番人気イクイノックスが外から追い込んでくる。残り200m付近で先頭に立ったドウデュースが、イクイノックスの追撃をクビ差押さえて優勝した。勝ち時計はダービーレコードとなる2分21秒9。武豊騎手は前人未到のダービー6勝目。
第88回 日本ダービー2021年5月30日 東京芝2400m
1着 | シャフリヤール | 福永 | 4人気 | 2.22.5 |
2着 | エフフォーリア | 横山武 | 1人気 | ハナ |
3着 | ステラヴェローチェ | 吉田隼 | 9人気 | 1 1/4 |
単勝1.7倍という抜けた人気を集めた皐月賞馬エフフォーリアが残り300mで先頭に立つも、馬群の中から伸びてきた4番人気のシャフリヤールが一完歩ずつ迫り来る。最後はシャフリヤールがエフフォーリアを内から僅かに差し切って優勝した。鞍上の福永は前年に続く連覇でダービー3勝目をあげた。
第87回 日本ダービー2020年5月31日 東京芝2400m
1着 | コントレイル | 福永 | 1人気 | 2.24.1 |
2着 | サリオス | D.レーン | 2人気 | 3 |
3着 | ヴェルトライゼンデ | 池添 | 10人気 | 1 3/4 |
撮影:日刊ゲンダイ
単勝1.4倍の支持を受けたコントレイルは、好スタートから前目でスムーズにレースを進めると、直線では外に進路を取る。2番人気のサリオスが外から伸びてきたところで、鞍上福永のムチが1発。グイッと加速すると、最後はサリオスに3馬身差をつけ、父ディープインパクトに続く無敗の2冠を達成した。
第86回 日本ダービー2019年5月26日 東京芝2400m
1着 | ロジャーバローズ | 浜中 | 12人気 | 2.22.6 |
2着 | ダノンキングリー | 戸崎圭 | 3人気 | クビ |
3着 | ヴェロックス | 川田 | 2人気 | 2 1/2 |
撮影:日刊ゲンダイ
前も後ろも離れた2番手を進んだ12番人気のロジャーバローズは、直線残り400mで先頭へ。追いすがる3番人気ダノンキングリーとの激しい争いをクビ差凌ぎ、第86代ダービー馬の称号を手にした。1番人気のサートゥルナーリアはイレ込みきつくスタートで出遅れ。4着に敗れた。
第85回 日本ダービー2018年5月27日 東京芝2400m
1着 | ワグネリアン | 福永 | 5人気 | 2.23.6 |
2着 | エポカドーロ | 戸崎圭 | 4人気 | 1/2 |
3着 | コズミックフォース | 石橋脩 | 16人気 | クビ |
撮影:日刊ゲンダイ
マイペースの逃げから直線粘り込みを図る皐月賞馬エポカドーロを、ラスト50mで捉えたのは先行策を取った5番人気のワグネリアン。鞍上福永は19度目の挑戦で悲願のダービー制覇を果たした。3着に人気薄のコズミックフォースが入り3連系の馬券は大荒れ。1番人気ダノンプレミアムは6着に敗れた。
第84回 日本ダービー2017年5月28日 東京芝2400m
1着 | レイデオロ | ルメール | 2人気 | 2.26.9 |
2着 | スワーヴリチャード | 四位 | 3人気 | 3/4 |
3着 | アドミラブル | M.デムーロ | 1人気 | 1 1/4 |
撮影:日刊ゲンダイ
向正面で後方から2番手にポジションを上げたレイデオロが、直線馬場の真ん中で末脚を伸ばし、追ってきたスワーヴリチャードを3/4馬身差を退けて優勝。鞍上ルメールの思い切った決断が、第84代ダービー馬の栄光を掴ませた一戦となった。一番人気アドミラブルは追い込むも3着まで。皐月賞馬アルアインは5着。
第83回 日本ダービー2016年5月29日 東京芝2400m
1着 | マカヒキ | 川田 | 3人気 | 2.24.0 |
2着 | サトノダイヤモンド | ルメール | 2人気 | ハナ |
3着 | ディーマジェスティ | 蛯名 | 1人気 | 1/2 |
撮影:日刊ゲンダイ
いつもより前目の位置取りから直線狭いところを割った皐月賞2着馬のマカヒキ。上がり33秒3の末脚を爆発させると、最後はサトノダイヤモンドとの叩き合いをハナ差だけ制して優勝した。川田騎手、友道調教師はともにダービー初勝利。金子オーナーはキングカメハメハ、ディープインパクトに次ぐダービー3勝目。
第82回 日本ダービー2015年5月31日 東京芝2400m
1着 | ドゥラメンテ | Mデムーロ | 1人気 | 2.23.2 |
2着 | サトノラーゼン | 岩田康 | 5人気 | 1 3/4 |
3着 | サトノクラウン | ルメール | 3人気 | ハナ |
撮影:下野雄規
皐月賞を異次元の末脚で制したドゥラメンテ。単勝オッズ1.9倍の1番人気に支持されたが、この年から正式にJRAの騎手となったM.デムーロの落ち着いた手綱捌きに導かれ、今回も直線で末脚爆発。2着サトノラーゼンに1馬身3/4の差をつけて、見事に二冠を達成した。キングカメハメハ産駒はダービー初制覇。
第81回 日本ダービー2014年6月1日 東京芝2400m
1着 | ワンアンドオンリー | 横山典 | 3人気 | 2.24.6 |
2着 | イスラボニータ | 蛯名 | 1人気 | 3/4 |
3着 | マイネルフロスト | 松岡 | 12人気 | 1 1/2 |
撮影:下野雄規
追い込み一手の脚質だった横山典ワンアンドオンリーが意表を突く先行策。直線では、1番人気イスラボニータとの叩き合いを半馬身制して優勝した。これまで四度のダービー2着を経験してきた橋口弘次調教師は、20頭目の挑戦でついにダービートレーナーの仲間入り。ノースヒルズの勝負服は、前年に続き連覇となった。
第80回 日本ダービー2013年5月26日 東京芝2400m
1着 | キズナ | 武豊 | 1人気 | 2.24.3 |
2着 | エピファネイア | 福永 | 3人気 | 1/2 |
3着 | アポロソニック | 勝浦 | 8人気 | 1 1/4 |
撮影:下野雄規
皐月賞をパスし、ダービー一本で調整してきたキズナ。後方待機から直線うまく外に持ち出すと、先に抜け出したエピファネイアをゴール直前で捕えて優勝した。武豊騎手は'05年ディープインパクト以来のダービー勝利で通算5勝目。馬主・生産のノースヒルズはダービー初制覇となった。
第79回 日本ダービー2012年5月27日 東京芝2400m
1着 | ディープブリランテ | 岩田康 | 3人気 | 2.23.8 |
2着 | フェノーメノ | 蛯名 | 5人気 | ハナ |
3着 | トーセンホマレボシ | ウィリアムズ | 7人気 | 3/4 |
4着 | ワールドエース | 福永 | 1人気 | クビ |
撮影:下野雄規
前向きな気性が災いし、能力をフルに発揮できないレースが続いていたディープブリランテ。しかしこの日は、内ラチ沿いの4番手でピタッと折り合う。直線では鞍上岩田康の激しい叱咤に応えて抜け出すと、外から追いすがるフェノーメノをハナだけ押さえて1着でゴール板を駆け抜けた。ディープインパクト産駒はダービー初優勝で父子制覇達成。
第78回 日本ダービー2011年5月29日 東京芝2400m
1着 | オルフェーヴル | 池添 | 1人気 | 2.30.5 |
2着 | ウインバリアシオン | 安藤勝 | 10人気 | 1 3/4 |
3着 | ベルシャザール | 後藤 | 8人気 | 7 |
撮影:下野雄規
前日から降り続いた雨の影響で馬場状態は不良。皐月賞を圧勝した1番人気オルフェーヴルが、後方追走から直線では真ん中を割り、残り200mで抜け出す。外から10番人気のウインバリアシオンが追いすがるが差は詰まらず。道悪をものともしなかったオルフェーヴルが見事二冠を達成した。
第77回 日本ダービー2010年5月30日 東京芝2400m
1着 | エイシンフラッシュ | 内田博 | 7人気 | 2.26.9 |
2着 | ローズキングダム | 後藤 | 5人気 | クビ |
3着 | ヴィクトワールピサ | 岩田康 | 1人気 | 1 3/4 |
撮影:下野雄規
史上最高レベルのメンバーが集まったこの年のダービーだったが、中間地点(1200m)通過が75.1秒という超スローペースで展開。中団内に待機していた皐月賞3着のエイシンフラッシュが、上がり3F32.7の瞬発力を発揮し優勝した。エイシン軍団は嬉しいダービー初制覇。1番人気ヴィクトワールピサは内から伸びるも3着まで。
第76回 日本ダービー2009年5月31日 東京芝2400m
1着 | ロジユニヴァース | 横山典 | 2人気 | 2.33.7 |
2着 | リーチザクラウン | 武豊 | 5人気 | 4 |
3着 | アントニオバローズ | 角田 | 8人気 | 頭 |
12着 | アンライバルド | 岩田康 | 1人気 |
撮影:下野雄規
直前の激しい雨で馬場状態は不良まで悪化。レースは、道中3番手を追走した3番人気のロジユニヴァースが、直線ラチ沿いを抜け出して優勝。1番人気に支持されながら大敗した皐月賞の雪辱を果たした。横山典騎手は15回目の挑戦でダービー初制覇。1番人気アンライバルドは大外枠と道悪が応えたか12着に敗れた。
第75回 日本ダービー2008年6月1日 東京芝2400m
1着 | ディープスカイ | 四位 | 1人気 | 2.26.7 |
2着 | スマイルジャック | 小牧 | 12人気 | 1 1/2 |
3着 | ブラックシェル | 武豊 | 6人気 | 3/4 |
撮影:下野雄規
道中は後方に待機した1番人気のディープスカイが、直線外に持ち出すと鋭い伸びを見せ、内で粘る12番人気スマイルジャックを捕えて優勝。NHKマイルカップとの変則二冠を達成した。鞍上の四位騎手は前年に続き連覇。
第74回 日本ダービー2007年5月27日 東京芝2400m
1着 | ウオッカ | 四位 | 3人気 | 2.24.5 |
2着 | アサクサキングス | 福永 | 14人気 | 3 |
3着 | アドマイヤオーラ | 岩田康 | 4人気 | 1 3/4 |
7着 | フサイチホウオー | 安藤勝 | 1人気 |
撮影:下野雄規
中団内でスムーズにレースを進めた3番人気の牝馬ウオッカが、直線では目の覚めるような末脚で男馬を圧倒。最後は逃げた14番人気のアサクサキングスに3馬身の差をつけて優勝した。牝馬の優勝は1943年のクリフジ以来64年ぶり3頭目の快挙。父タニノギムレットとの父娘制覇も達成した。1番人気フサイチホウオーは直線伸びず7着。
第73回 日本ダービー2006年5月28日 東京芝2400m
1着 | メイショウサムソン | 石橋守 | 1人気 | 2.27.9 |
2着 | アドマイヤメイン | 柴田善 | 4人気 | クビ |
3着 | ドリームパスポート | 四位 | 7人気 | 2 |
撮影:下野雄規
1000m通過が62.5秒というスローペース。先団でレースを進めた1番人気の皐月賞馬メイショウサムソンが、直線で逃げ粘る4番人気アドマイヤメインをクビ差捕えて優勝し、見事二冠を達成した。
第72回 日本ダービー2005年5月29日 東京芝2400m
1着 | ディープインパクト | 武豊 | 1人気 | 2.23.3 |
2着 | インティライミ | 佐藤哲 | 2人気 | 5 |
3着 | シックスセンス | 四位 | 7人気 | 2 1/2 |
撮影:下野雄規
単勝支持率73.4%というダービー史上1位の人気を集めたディープインパクト。レースでは、後方追走から直線いつもどおり外へ。粘るインティライミを直線半ばで捕えると後は独走となり、最後は2着に5馬身の差を付けて堂々二冠を達成した。馬主の金子真人氏は前年のキングカメハメハに続きダービー連覇。