武豊インティとルメールのモズ 「連対率80%」該当で軸にピッタリなのは…

重賞データ攻略
フェブラリーS

京阪杯「7.7万」土曜東京で「12万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

 武豊を背に連覇を狙うインティ、初ダートの根岸Sを快勝し芝・ダート双方でのGI制覇を狙うモズアスコットが人気の中心。データの推奨馬はどっちだ!?

インティ連覇に不安要素?

 各馬の臨戦過程を整理すると、大きく3つに分けられる。根岸Sや東海Sといった前哨戦を使った組、前年のチャンピオンズCからの直行組、そして東京大賞典や川崎記念などの交流重賞からの臨戦となる組の3つ。

前走レース別成績(過去10年)
根岸S〔3.2.2.51〕
東海S〔3.1.1.10〕
チャンピオンズC〔3.2.2.8〕※JCダート含む
川崎記念〔0.3.1.10〕
東京大賞典〔0.2.4.10〕

 ただし、今年は東海Sが京都ダート1800mでの開催となった。2013年以降はコース改修後の中京コースで行われており、同じ左回りという共通点が本番での好走を後押ししていたが、京都コースは右回り。その影響を考えなくてはならないはず。

 2012年以前はその東海Sに替わって京都ダート1800mの平安Sが前哨戦として位置づけられていた。2003年~2012年の10年間を振り返ると、平安S組は〔1.1.1.24〕と一息。やはり本番との関連性は薄そうだ。インティを筆頭にヴェンジェンスキングズガードは割り引きが必要かも。

好走のためには…

 そこで今度は近5年の連対馬10頭について掘り下げてみたい。共通点としては以下の通り。

フェブラリーS連対馬のポイント(過去5年)

  • 東京ダートで重賞勝ち(10頭中8頭)
  • 6歳以下(10頭中9頭)
  • 関西馬(10頭中8頭)
  • 前走から継続騎乗(10頭中8頭)
  • 前走2着以内(10頭中8頭)
  • 前走3番人気以内(10頭中8頭)

 上記6点のうち5点をクリアしたのがインティだが、それを上回り全てクリアしたのがモズアスコット。ルメールJと矢作厩舎がコンビを組み、前走1着かつ今回1~2番人気なら〔6.3.0.2〕で連対率は80%を超える。軸にするならコチラだろう。

 一方、東京ダートで重賞勝ちがなかった例外2頭の共通点を挙げると、「5歳馬」「前年以降に4着以下が0~1回」「前年以降に重賞勝ち」の3点。このパターンが当てはまるのは、4頭いる5歳馬の中でアルクトスのみ。

アルクトス

2強に割って入りたい5歳馬アルクトス(撮影:日刊ゲンダイ)

推奨馬

モズアスコット
アルクトス

京阪杯「7.7万」土曜東京で「12万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

京阪杯「7.7万」土曜東京で「12万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

有馬記念特集

2024年有馬記念特集

有馬記念の結果、動画、出走馬一覧、単勝オッズ、歴代優勝馬、騎手・調教師データ、歴史などを紹介する特集ページです。出走馬一覧には、単勝オッズやデータを合わせて掲載。

  • 予想オッズ
  • 想定騎手
  • 有馬戦績
  • 優勝馬名
  • 優勝騎手名
  • レース動画

優馬 2歳馬チェック

優馬 2歳馬チェック

6月~12月に初勝利をあげた2歳馬を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!

★5つ以上の馬を網羅。ダービー候補はこの馬!

ヒロイン候補が続出!? 牝馬の★評価。

注目勝ち上がり馬情報など毎週月曜か火曜更新。

トラックマン・記者一覧

競馬専門紙「優馬」トラックマン・記者一覧

平日はトレセンで東奔西走、週末はレース予想&馬券に全力投球。競馬専門紙「優馬」を支えるトラックマン&記者のプロフィールをご紹介します。