日本ダービーで、お値段「1億円以上」の馬は勝ったことがない

日本ダービー予想トリビア
日本ダービー

日本ダービー・市場取引価格毎の成績

 セレクトセールをはじめとした競走馬セールが昨今盛況だが、日本ダービーでは「1億円以上」の馬はまだ勝てていないのが現状だ。

 1999年以降で市場取引価格(税込)が「1億円以上」の馬の成績は[0.3.2.23]。アドマイヤメイン(2006年)、サトノダイヤモンド(2016年)、スワーヴリチャード(2017年)の2着が最高成績となっている。

 最高額の馬は、当時話題にもなったフサイチジャンク(2006年11着)で3億4650万円。それに次ぐのは2億9160万円のサトノルークス(2019年17着)で、新旧名物馬主の持ち馬が名を連らねる。

 高額馬が栄冠を手に出来ていない一方、5000万~1億円というレンジの馬は好調で、キングカメハメハ(2004年)、ディープインパクト(2005年)、ロジャーバローズ(2019年)が優勝するなど[3.3.4.17]という数字を残している。十分高額ではあるが「そこそこ」のお値段の馬が馬券的には狙いやすい。