推しの2頭で今年も馬連万馬券? 人気馬は思い切って「消し」でも

重賞データ攻略
ターコイズS

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 昨年は5→10→13番人気で決着し、馬連万馬券が飛び出す波乱となったターコイズS。もとより「荒れる」レースとして注目の一戦、今年は果たして…。

GI帰りで強さを発揮

 当レースが重賞に昇格したのが2015年。ただ、中山マイルのハンデ戦という施行条件に替わりはなく、傾向に大きな変化は感じられない。とはいえ、まずは重賞昇格後の近4年を振り返ってみたい。

前走クラス別成績(過去4年)
3勝クラス〔1.1.0.9〕
OP特別〔0.2.2.13〕
GII・GIII〔0.0.1.14〕
GI〔3.1.1.15〕※地方含む

 勝ち馬4頭中3頭が前走・GI組。まずはここから検討したい。馬券に絡んだ前走・GI組4頭の共通点は重賞勝ちがあること。同様に、芝マイル重賞で連対実績のある馬が過去4年で〔2.1.2.5〕と半数が馬券対象に。この両方を満たす前走・GI組がフロンテアクイーンだ。

フロンテアクイーン

3月の中山牝馬Sの勝ち馬フロンテアクイーン(黄帽)(撮影:日刊ゲンダイ)

 3歳勢のシゲルピンクダイヤコントラチェックの2頭はGI・秋華賞からの臨戦。前者は桜花賞2着、後者はGIII・フラワーC(中山芝1800m)1着という実績があって上位人気は必至だが、ここ2年連続で前走・秋華賞組の3歳馬が1番人気を裏切って馬券外に沈んでいる。荒れるハンデ戦ゆえに思い切って消すのもアリだろう。

高配当の使者は…

 OP特別時代も含めた過去10年まで視野を広げると、一際目立つのが前走・3勝クラス(1600万下)組の好走。これは〔5.3.2.37〕という数字で、同じ過去10年の前走・GI組〔5.4.2.22〕と比べても遜色のない成績である。今年は以下の3頭が3勝クラスからの臨戦。

エスポワール 前走・修学院S(京都芝1800n外)1着
メイショウグロッケ 前走・ユートピアS(東京芝1600m)1着
モアナ 前走・秋風S(中山芝1600外)1着

 過去10年で馬券に絡んだ前走・3勝クラス組は10頭。そのうち7頭に中山芝での勝利経験があった。ひとまずコース実績は欲しいところ。また、10頭中9頭が関東馬、8頭が前走も1600m戦だった馬。そして前走の着順に関わらず、乗り替りで臨んだ馬が10頭中8頭を占めていた。鞍上のスイッチが激走へのスパイスになっている可能性もあるか。

 これらの条件を満たしたのがモアナだ。今回と同舞台の前走・秋風Sを快勝。これで中山芝1600mは〔2.1.1.0〕となり、近走は1400mを中心に使われていたが、ここがベストの条件と言っても過言ではない。穴ならこの馬。

特注馬

フロンテアクイーン
モアナ

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