武豊ダイアトニックに“取りこぼし”の可能性「父と同じように…」

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函館スプリントS

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ダイアトニックは「GIIIでは一枚上の能力」がGood

函館・安田隆厩舎担当 目黒TM
「前走の高松宮記念は不利を受けて完全にブレーキをかける場面。それでも少差3着に盛り返したように、その実力はGIでも上位争いできるレベルであり、58キロでもGIIIなら主役は譲れないという印象です。“前走はゴール前で寄られて態勢を崩したけど、そこからもう一度立て直して伸びたもの。勝負根性を見せてくれたし、強いレースをしてくれましたね。その後は一旦、放牧に出して栗東経由で先週の水曜日に函館入り。帰厩当初は余裕のあった体も、輸送を挟んで引き締まり、いい感じの体つきになっています。弱かったトモもしっかりしてきて、以前より成長を感じますね。スタートは速い方ですし、小足が利く馬なので、小回りも特に問題ないでしょう。今回も期待したいですね”と同馬を担当する岩本助手。調整にも抜かりはなく、首位争い有望と見ます」

ダイアトニックは「久々の不安はない好仕上り」がGood

僚紙・競友の現地調教班 宮崎TM
「栗東に帰厩してから2本目の坂路で、51秒2-36秒9-12秒2の好タイムをマーク。放牧先でもしっかりと乗られ、十分に中身ができていることを窺わせる内容で、函館入り後も好気合を見せ、角馬場での雰囲気は抜群です。最終追いも芝コースで余力十分にラスト1ハロン11秒4をマークし、久々の不安はないと見ていいでしょう」

ダイアトニックは「立ち回りの上達」がGood

北海道シリーズは俺に任せろ 板子TM
「年齢を重ねて着実に成長し昨秋にスワンSで初重賞制覇。次戦のマイルCSではデビュー以来初めて崩れましたが、外枠に入り立ち回りが難しく4角では横並びの大外を回す形。レース全体の上がりより速い脚を使っていましたが、展開が不向きだったものです。その後は勝ち切れない競馬が続いていますが、阪急杯はフィアーノロマーノの進路を妨害したことで2位入線も3着降着、高松宮記念では今度は自身が不利を受ける側になって繰り上がりでの3着と、いずれも強い内容ながら、歯がゆい結果でした。今回は更なる飛躍を目指す舞台となりますが、以前と比べてトモが成長したことでテンの行きっぷりが良くなっており、立ち回りも上達。秋を見据える上で負けられない一戦でしょう」

ダイアトニック

能力的にここでは格上と考えられるダイアトニックだが…

ダイアトニックは「1番人気受難のデータ」がBad

データは嘘をつかない 編集・三代川
「前走は不利がなければという競馬でしたが、スタートを決めて好位置が取れたことや前残りの競馬になったことなど、うまく行った部分も多かったように思います。初めての洋芝で斤量も自身初の58キロと、未知の部分もあるのなら進んで買いたくはないですね。おそらく1番人気になると思われますが、データ面でもこのレースでは1番人気馬が苦戦の傾向で、8年前のロードカナロア2着を最後に連対がありません。馬連の平均配当も過去10年で9千円超と荒れ模様だけに、他の穴っぽい馬に印を回したいですね」

ダイアトニックは「父も取りこぼしたローテーション」がBad

Badコメントは俺に任せろ 編集・木谷
「前走高松宮記念組は2014年1着のガルボを最後に連対していませんし、3ヵ月ほど間隔があることがむしろ、GI後の調整の難しさを物語っているのではないでしょうか。それに今回は初の洋芝、初のローカル小回り、58キロ、乗り替わりと、不安要素も少なくないですしね。父ロードカナロアと同じように、取りこぼす可能性も考慮したいです」

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