サートゥルナーリアに疑問の声 前走は「全く評価できない」

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宝塚記念

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サートゥルナーリアは「文句なしの仕上り」がGood

最終決断は俺に任せろ 栗東坂路調教担当&本紙担当・須藤TM
「まずは調教過程ですが、先週のCウッドでラスト1ハロン11秒3を馬なりでマーク。滅多に見られない数字でしたが、最終追いの坂路でも一番時計とまではいかないまでも、2ハロン24秒切りと、抜群の瞬発力を披露しました。仕上り自体は文句なしと見ていいでしょう。歴史的名馬になるかもと思わせた2歳時の評価を思えば、そこまでの実績は残せていませんが、4歳世代ではトップ、今回の組み合わせでも最右翼の実力馬です。右回りではパーフェクト連対、間隔をあけた方が走る、という点でも死角はないと見ました」

サートゥルナーリアは「課題もクリアして進化し続けていること」がGood

栗東・角居厩舎担当 桜井TM
「金鯱賞を勝った後、大阪杯や香港遠征のプランも取り沙汰された中で、角居師は早々と宝塚記念を目指すことを表明。“とにかく順調に乗り込めた”と言う陣営の明るい表情が示す通りの好仕上りです。課題らしい課題を挙げれば、右手前で走ろうとする傾向が強い点ですが、それも調整を工夫することでここに来て徐々に解消中であり、まだ進化を続けていると言えますね。テンションが上がりやすいタイプだけに、無観客競馬もプラス材料で、“特殊な馬場や展開にならなければ結果は出せる”と、陣営が強気なのも頷けます。人気でも不動の中心でしょう」

サートゥルナーリア

ここを目標に仕上りは上々のサートゥルナーリア

サートゥルナーリアは「人気ほどではない古馬相手の戦績」がBad

消しにはできないがあくまで上位争いの一頭止まり 坂倉TM
「同世代の戦いでは力を十分に示してきた馬ですが、古馬相手となってからは今ひとつの感を受けます。天皇賞は折り合いを欠いて論外だとしても、有馬記念は2着ながら勝ち馬には5馬身差の完敗で、快勝した前走の金鯱賞にしても勝って当たり前のメンバーでしたからね。見た目のいい馬で調教の動きも素晴らしいですが、上の世代のチャンピオンホースも揃うメンバーの中で、人気ほど実力が突出しているとは思えませんよ」

サートゥルナーリアは「成長力に疑問の残る血統背景」がBad

俺にも言わせろ 編集・デスク
「母シーザリオと2頭の兄がGI馬という優秀な血統だが、シーザリオとリオンディーズについては世代の戦いのみで競走生活を終えたために未知数としても、エピファネイアは4歳秋にジャパンCを勝ったとはいえ、古馬になって期待通りの走りを見せたのはその一戦だけ。3歳時までに示した能力から、成長がない血統の可能性が高いのではないか。メンバー的にも時計的にも全く評価できない金鯱賞勝ちをもって、ひと回り成長した、と判断するのは危険かもしれないぞ」

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