イスラ&モーリスは消し! ディープ産駒が強いマイルCS、データ班の最終回答は…
【データで勝つ!重賞レース完全攻略】
イスラボニータやモーリスは確かに強い。しかし、マイルCSはやはりディープインパクト産駒が強い! 来春のクラシックを見据えた戦い、東スポ杯2歳Sも掲載中!
マイルCS
GI馬が9頭、それ以外にも有力馬が揃い、非常に悩ましいメンバー構成。本来なら主役を張るべき馬であるモーリスがぶっつけ本番ということも、それに拍車をかけている。とっかかりとして、過去10年の前走別成績と年齢別成績を見てみたい。
前走別成績
天皇賞(秋)〔5.1.0.16〕
富士S〔2.2.1.44〕
スワンS〔1.4.2.34〕
府中牝馬S〔1.0.1.7〕
毎日王冠〔0.2.1.9〕
秋華賞〔0.0.1.5〕
年齢別成績
3歳〔0.0.2.33〕
4歳〔3.6.3.24〕
5歳〔4.4.4.42〕
6歳〔2.0.1.33〕
7歳以上〔1.0.0.16〕
最も活躍が目立つのが秋の天皇賞組。久々のマイル戦になるが、天皇賞3着から臨むイスラボニータは上位人気確実だろう。ただ、6頭いる連対馬の共通点は「古馬マイル重賞で1着」があること。イスラボニータにはコレがない。古馬になってからキレ負けするケースが目立つのも気掛かりで、過剰な信頼は出来ない。
天皇賞組ならむしろヴァンセンヌの方が妙味があって面白い。安田記念2着馬がマイルCSに参戦するパターンは、以外にも過去10年で2例のみ。それもグランプリボス1頭だけ。その同馬が2012年2着、2014年6着なら、巻き返しがあっても驚けない。
過去10年の1~3着馬の実績面でのポイントは以下の3点。
- 重賞勝ちの実績がある(30頭中27頭)
→例外3頭は芝マイル戦の複勝率が88.9%・100%・71.4% - 芝マイル戦で1着経験がある(30頭中26頭)
→1着馬に2頭いる例外はともにGI3着以内の実績あり - 芝マイル戦の複勝率が50%以上(30頭中25頭が該当)
→1着馬に2頭いる例外はともにGI連対実績あり
→残りの例外馬3頭のうち1頭は芝マイル未経験、2頭は芝マイル1戦のみ
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