イスラボニータ蛯名の“負けない顔”に◎ 騎手の裏コメント満載!マイルCS座談会
【激論!優馬TM座談会】
秋の最強マイラー決定戦、マイルチャンピオンシップ。今年は5世代から9頭のGI馬が集結する豪華メンバーとなった。もちろん、ここで初タイトルを狙う有力馬も揃っての混戦ムード。優馬TM陣は、いかなるジャッジを下すのか。
東西本紙が揃って◎のイスラ 対して春のマイル王モーリスのデキは
デスク「もう32回なのか…。ついこの間、新設されたばかりだと思っていたのに、競馬に携わっていると年月の流れはホント早いな。俺にとってのベストレースはタカラスチールが人気薄で勝った年で、断然人気のニッポーテイオーとでしょうがないと思って買ったんだけど、当時は馬単はおろか馬連すらない“枠連時代”で、タカラが別の人気馬と同枠だったから配当が安くって。あの時、馬単が発売されていればなあ…」
木谷「最近のことは全然覚えていないくせに、相変わらず古い記憶はハッキリしているんですね。僕の生まれる前のレースなんで調べてみましたが、枠連で380円ですか…。あ、でも単勝は2000円ついてますよ。おいしい馬券じゃないですか」
デスク「………。さぁ、関西本紙の田崎に関東本紙の武井も◎のイスラボニータから行ってみよう」
武井「復調途上だった毎日王冠で3着。不利な外枠だった天皇賞でも昨年に続いての3着とはいえ、時計は1秒近く更新しているので、内容は着実に良化していますね。その毎日王冠では、昨年のマイルCS勝ち馬や安田記念2着馬に先着しているのですから、ここでの力上位は明らかなのではないでしょうか」
デスク「でも、なんだかんだ言って、古馬との戦いになってからは勝っていない馬だぞ。マイル戦を使うのは2歳時以来なんだし」
瀬古「皐月賞勝ちにダービー2着という3歳時の実績は、能力の高さでこなしたもので、本質的にはマイルがベストのような気がしますよね」
田崎「瀬古さんの言うとおり、年齢を重ねて本質が出てきた、というのがイスラボニータの最近のレースぶりだと思います。希望通りにここを使ってきたので、迷いなく本命にしました」
坂倉「中2週続きにはなりますが、前走後も特に疲れた感じもなかったので、陣営も出走を決めたようですね。それどころか、息を整えるだけの最終追いで速い時計が出たのは、今がピークと言えるほど状態の良い証です。僕も個人的には以前からマイラーだと思っていましたし、この舞台でこそでしょう」
小野智「私も、ここを使うと聞いた時点で◎を決めてました。“凄くいい”と状態を褒めていた蛯名騎手の表情も、いつもの“自信アリ”とは一味違うものでしたからね。アノ顔なら、負けないと思います」
デスク「毎週、顔を間近で見ている“蛯ちゃん番”の智美が言うんだから、間違いないな。ただ、ぶっつけになったとはいえ、安田記念の覇者モーリスも黙っちゃいないだろ」
中邑「自身初めて58キロの斤量を背負い、東京マイルもGIの舞台も初めて。それを、正攻法のレースで押し切った安田記念は、着差以上に強かったと思います。連対率が3割を超えてリーディングを争う堀厩舎が、GI馬を中途半端なデキで出走させるわけはないですし、久々でも信頼したいですね」
佐藤直「強かったことは確かだけど、秋の始動に予定していた毎日王冠を使えなかったのは割引材料じゃないか。過去、安田記念からの直行組は3着にも来ていないんだからな」
小島「毎日王冠は、以前からのウィークポイントだった背中の痛みが出て回避しましたが、今回が初めてではないので、そのあたりは冷静に対処できたようです。むしろ“テンションが上がりやすいタイプなので、久々の方が気持ちにゆとりが持てる”と、陣営も捉えています。周囲が不安視しても、陣営はドンと構えている気がしますし、僕は不安はないかと…。唯一の不安であるゲートも、ムーア騎手はスタートが抜群に上手なジョッキーですからね」
久光「京王杯2歳Sでムーア騎手が跨いだ時に、豪快に出遅れてますけど…。順調さを欠いた点もそうですが、やはり出遅れ癖の再燃は懸念材料でしょうね」
前田(競友)
10/27(日)東京10R
払戻金 22万8320円
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菅TM
スワンS(GII)
払戻金 13万9000円
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土屋(競友)
アルテミスS(GIII)
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
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菅TM
キーンランドC(GIII)
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