3強それぞれに「不安あり」 驚きの結果もたらすJC大穴馬
ジャパンカップ:とっておき穴馬
若さ溢れる超攻撃予想 伊利TM
ワールドプレミア
「はじめに3強に対する個人的見解を述べます。まず3歳の三冠馬2頭ですが、牡牝のナンバー2だったサリオスとレシステンシアが敗れた先週のマイルCSの結果をふまえると、今年の3歳世代のレベルがそこまで高くはないのではないかと。加えて、1週前のCWの併せ馬で遅れたコントレイルは、厳しい競馬だった菊花賞のダメージが抜け切っていないように感じますし、デアリングタクトも、今回と同じ舞台のオークスが、不本意なレースになったとはいえ勝ち時計が少々心許ない気がします。そしてアーモンドアイですが、4歳以降はGIで連勝がなく、秋天連覇を達成した前走にしても、内容的には昨年のパフォーマンスには及びませんでした。前置きが長くなりましたが、白羽の矢を立てたワールドプレミアは、昨年の有馬記念3着馬であり、4着だったフィエールマンを物差しにすれば、今のアーモンドアイ相手なら東京コースでも勝負になると見ます。グランアレグリアとクロノジェネシスの牝馬2頭が中心的存在となる現4歳世代ですが、牡馬のレベルもけっして低くはないですし、キャリア的にもまだ底を見せていないこの馬が大将格に躍り出る可能性も十分あるはずです」
炸裂!大穴の◎ビーム 編集・木谷
クレッシェンドラヴ
「アーモンドアイは、3強の中で最も短い中3週という出走間隔が、コントレイルは3000mの長丁場で最後は壮絶な叩き合いとなったダメージが、デアリングタクトはテンションが上がりやすく出走間隔が詰まっての長距離輸送が不安と、それぞれに懸念材料はあると思います。本番ではトーラスジェミニが逃げるにしても、天皇賞で完全にキレ負けしたキセキがスローのままで矛を収めてくれるとは考えにくいですね。そこで一発の期待を託したのがクレッシェンドラヴです。この馬はタフな展開でこそ持ち味が生きるタイプで、好走時のラップは軒並み前傾ラップの消耗戦。小回りの2000m戦を主戦場にしていたのはこの馬向きの展開になりやすいからで、血統的には2400m位が合っていると思っています。東京コースは〔0・0・0・3〕ですが、それはデビューして間もない頃の話。3年10ヵ月ぶりの東京戦、以前とは全くの別馬ですから未知の魅力もありますね。6歳秋にして初のGI挑戦ですが、成長曲線のゆっくりなステイゴールド産駒ですし、今の充実度なら大穴候補に推せます。馬券は流石にワイド中心の予定ですが、3強以外にも昨年2着のカレンブーケドールや、外枠&差し馬のユーキャンスマイル、グローリーヴェイズ辺りも買い目に入れておきたいですね」
久光TM
凱旋門賞(GI)
払戻金 19万1600円
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土屋(競友)
毎日王冠(GII)
払戻金 16万4600円
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持木TM
スプリンターズS(GI)
払戻金 11万0430円
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菅TM
キーンランドC(GIII)
払戻金 114万8250円
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