ヴェロックスに不安を覚えるなら…　中日新聞杯で狙いたい２頭

中日新聞杯：とっておき穴馬

ここが絶好の狙い目だ！　打越編集長
グロンディオーズ
「３歳時には４戦３勝で菊花賞へ駒を進め、しかも伏兵視されたほどの馬。そこからの脚部不安で１年８ヶ月もの長い休養を余儀なくされたが、叩かれつつデキも上向いて前走で準オープンを卒業した。この中間の動きからは、更に調子を上げている様子が窺える上に、兄ムスカテールは５歳での目黒記念レコード勝ちが重賞初制覇だったように、もともとが晩生の血筋。引き続いてルメール騎手が手綱を取るのも心強く、５４キロのハンデなら勝負になる。馬券は馬連で手広く流したい」

長期休養を経たグロンディオーズが重賞タイトル獲得を目指す

栗東発・耳より情報　瀬古ＴＭ
シゲルピンクダイヤ
「芝２０００ｍへの出走は３着だった昨年の秋華賞以来となるが、１着クロノジェネシス、２着カレンブーケドールはともにその後に牡馬相手のＧIで勝ち負けした馬なのだから、適性は十分にある。前走は重馬場で伸びを欠いたが、今回は良馬場で走れそうなのも何よりだ。あとは難題となるゲートだが、発走調教再検査も３回目を数え、この中間は最終手段となる目隠しの覆面を練習時から着用して慣らし、本番でも使用する予定。レース前に無駄に体力を消耗することなく、スンナリとゲートインできれば、待望の２勝目＆重賞初制覇も見えてくるはずだ」