根岸Ｓは武豊が穴党を喜ばせる？ 実績馬急仕上げのココなら食指

根岸ステークス：とっておき穴馬

オススメ穴のまさファイル　久光ＴＭ
ヤマニンアンプリメ
「一昨年のＪＢＣレディスクラシックでは次レースのＪＢＣスプリントを上回る１分２４秒5で圧勝。昨年のプロキオンSでも前が壊滅する流れを大外からの正攻法で３着と、１４００ｍというカテゴリーでは牡牝の差を全く感じさせないパフォーマンスを見せている。鼻出血が癖になっているのか、なかなか順調には使えないが、これは走りに手抜きがないことの表れでもあるし、そんな状況だからこそ仕上げも非常に慎重かつ入念に手をかけられている。そもそも牡牝の差を感じないだけの実力があり、他の実績馬は明らかに急仕上げ気味な調整過程でもあるので、本番以上の適条件で一戦一戦が勝負とも言えるこの馬に食指が動くのは、ごく自然な流れだ」

交流重賞では牡馬相手にも勝利をあげているヤマニンアンプリメ(写真は初勝利時)

炸裂！穴の◎ビーム　編集・木谷
テイエムサウスダン
「今回と同じ舞台の２走前・霜月Ｓではヘリオス、メイショウテンスイに遅れをとっての３着でしたが、休み明けにプラスしてハイペースの逃げになったことを考えれば、むしろ評価できるものでした。それに勝ったヘリオスよりも斤量が１キロ重かったですしね。そして前走のすばるＳが２馬身差の快勝。３着はそこからさらに３馬身半差ですから、強い勝ちっぷりでした。控える競馬で上がり３Ｆ最速をマークしての勝利と、収穫の多いレースでしたし、まだまだ余裕もあっただけに、東京の１４００ｍもＯＫでしょう。ダート短距離路線は４歳世代のレベルが高いとみているので、今回に限らず期待を持って追いかけたいと思っています。相手は絞りづらそうですし、オッズ的にも馬券のメインは単複で十分にオイシイんじゃないでしょうか」