ダービー卿CT データから読み取る”厳選3頭”

重賞データ攻略
ダービー卿CT

波乱含みの一戦 傾向をつかめ!

ダービー卿チャレンジトロフィーは、春のマイル路線を占う上でも重要なハンデ重賞。

過去10年をみても、1番人気が〔1,2,0,7〕と不振で波乱の多い一戦。

今年は、ハンデ57.5キロ以上の抜けた実績馬もおらず、割と上位は混戦模様なメンバー構成。

そんな波乱含みの一戦をデータから紐解いていこう。

 

年齢別成績(過去10年)

4歳馬  〔2.4.1.28〕
5歳馬  〔7.1.7.25〕
6歳馬  〔0.3.2.36〕
7歳馬  〔0.2.0.25〕
8歳以上 〔1.0.0.18〕

年齢別では、過去10年で5歳馬が最多の7勝をマークしており、3着内率も37.5%とトップを誇る。
ここからは、前走の東京新聞杯2着と重賞でも復活の兆しをみせた5歳馬カテドラルをピックアップ。

カテドラル

カテドラル 前走2着に導いた田辺裕信騎手とのコンビ継続も好材料!



 

 

〇前走別成績(過去10年)

準オープン 組  〔5.1.1.10〕
東風S 組    〔1.3.1.20〕
阪急杯 組    〔2.1.0.9〕
東京新聞杯 組  〔1.1.2.17〕

ステップとしては、前走で準オープンを勝った馬が5勝2着1回3着1回と好走例が最も目立つ。しかし、その好走馬は1頭を除き全てが〔 栗東所属馬か美浦では堀厩舎 〕と傾向は明確。
今年の準オープン勝ちからの臨戦馬は、これに合致しないのでそこまで信用するのは危険な傾向か…。

それにしても、過去10年で堀厩舎所属馬の〔1.2.1.2〕というデータから、準オープン組ではないものの ルフトシュトロームは人気でも無視できない存在となりそう。前走は状態面も万全ではなく、ここは見直し可能な一戦だ。

ルフトシュトローム

前走は案外も中山マイルは得意のルフトシュトローム(堀厩舎)



 

そして、ハンデ戦ということもあり、やはり気になるのは斤量。

斤量別成績(過去10年)

53キロ 〔1.0.0.7〕
54キロ 〔1.1.2.19〕
55キロ 〔4.4.2.24〕
56キロ 〔1.2.3.39〕
57キロ 〔1.1.2.20〕

上記のように斤量面では、4勝を挙げ2着も4回と圧倒的に55キロの好走馬が目立つ。人気の中心であるスマイルカナはこれに合致するが、ここまでは軽斤量での好走で、近走から斤量も増えての55キロで評価を下げたい。
そこで昨年の2着馬ボンセルヴィーソを取り上げる。前走で57キロを克服し、今回はそこから2キロ減り55キロで臨める点を評価したい。


 

推奨馬

カテドラル

ルフトシュトローム

ボンセルヴィーソ

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