【ヴィクトリアマイル】追い切り厳選３頭をピックアップ！

　先週のＮＨＫマイルＣはシュネルマイスター、ソングラインと関東馬のワンツー。

○今週も楽しみな布陣で臨むが、まずは女王グランアレグリア。

道悪の2000ｍを走った後の中５週というのが今回のポイントだが、ノーザンＦ天栄から４月２８日に帰厩後は週末にウッドで４Ｆ56秒台を２本、追い日も２週続けて６Ｆから速い時計を出すなど熱のこもった調整が目に付く。馬体の成長と共にレース間隔が詰まる事を苦にしなくなっており、能力発揮に支障のない仕上がりと判断する。

 

 

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○三冠馬が不在の４歳世代からはマジックキャッスル。

阪神遠征の前走がマイナス１４キロだったので、この中間はどこまで調教で負荷を掛けられるか注目していたが、１週前だけでなく直前も併せ馬を敢行。輸送を考慮して最終追いをサラッと済ませた前回から仕上げのギアを一段階上げてきた。それでいて馬体も細くなった感じはなく、一叩きされての上積みは十分。

 

 

 

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○最後にマイルで４戦全勝のテルツェット。

和田郎厩舎らしく、これまで負担の少ないポリトラックで大事に育てられてきたが、この中間はウッドで意欲的な併せ馬を消化するなどまさにＧＩ仕様の仕上げ。当日のテンション次第という条件付きだが、台風の目になり得る存在と見ている。

 

 

 

 

今回がデビュー戦だが、前述したマジックキャッスルの最終追いのパートナーを務めるなど高い身体能力を見せている。全姉は無敗で仏1000ギニーと仏オークスを制した世界的良血。乗り込みも十分で既走馬相手でもチャンスありとみた。