【鳴尾記念・データ攻略】好走パターンにガッツリ当てはまる“人気の盲点”とは!
今年の鳴尾記念は、開催変更に伴って中京芝2000mを舞台に行われる。(※2012年以降、中京芝2000mで行われた重賞ではディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒がともに35%以上の複勝率を誇り、勝利数でもこの2頭で上位を占めている。) 当レースの最近の好走馬をみると、メールドグラース、ラヴズオンリーユーのように、ここから海外で活躍する馬たちも出ている。先々を見据える上でも目が離せない一戦となりそうだ。 ここでは6月開催で行われた過去9年(2012年以降)のデータを参考に馬券のキーポイントとなる馬を探っていく。
○年齢別成績
・4歳馬 〔2.3,5.7〕
・5歳馬 〔4.2.1.13〕
・6歳馬 〔2.2.2.29〕
・7歳馬 〔0.2.1.18〕
・8歳以上 〔1.0.0.14〕
※5歳馬が6連対とトップ。4歳馬も好成績をおさめているが、残念ながら今年は4歳馬の出走はなし。
○前走着順別成績
・1着 〔1.1.1.5〕
・2着 〔0.0,1.5〕
・3着 〔1.0.0.7〕
・4着 〔0.3.0.2〕
・5着 〔0.1.0.6〕
・6~9着 〔4.1.4.20〕
・10着以下 〔3.3.3.37〕
※前走大敗からの巻き返しが目立つ。前走成績には目をつぶっても良さそうだ。
○前走レース別成績
・大阪杯 組 〔0.1.3.7〕
・中山記念 組 〔2.0.0.0〕
・新潟大賞典組 〔1.3.3.17〕
・都大路S 組 〔1.1.1.13〕
出走数こそ少ないが、中山記念組の2戦2勝は注目ポイント。特筆すべきは2勝のいずれもが前走の中山記念で10着と大敗を喫していた点。そして近4年で好走例が多いのが、新潟大賞典組〔1.2.1.6〕。この組はそこで5着以内に好走していると〔1.2.1.1〕と安定感は抜群。
○結論
本命はクラージュゲリエ(父キングカメハメハ)5歳馬だが長いブランクがあり、まだキャリア10戦。前走の中山記念で9着と敗れてしまったが、開幕週の1800mでは流れも厳しく道中でタメが利かなかった印象。2000mでは〔1.1.0.1〕と唯一の馬券圏外は皐月賞の5着のみ。中京コースでも重賞好走歴があり、ベスト距離で巻き返しの可能性は十分あるとみた。
相手筆頭は、前走の新潟大賞典を快勝したサンレイポケット。中京芝2000mでは3戦2勝と好相性で、唯一敗れたのも2走前の好メンバーが揃った金鯱賞0.2秒差の6着。相手関係からもここは再度上位争いを期待できる。
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