イチローであり王貞治だったレッツゴードンキ 皐月賞は…
優等生という存在
12日の桜花賞には優等生が7頭いた。私がいう優等生とは大崩れが少ない馬。テストで常に80点以上を取るタイプ、野球のバッターならアベレージヒッターといったタイプだ。
先週の当欄で“0.5秒未満(0.4秒以下)の着差は逆転可能な着差”と述べたが、負けた時の着差の大部分が これにあてはまる馬は 優等生となる(当然、無敗馬もあてはまる)。古馬になると出走数も多くなってしまうので、すべてがあてはまる馬は数少ない。が、まだ出走数も少ない3歳春の時点、しかもGIに出走する馬となれば、100%あてはまってしまう優等生が結構いるものである。
繰り返すが今年の桜花賞には7頭いた。
どんな状況でも…
その桜花賞は意外な展開となってしまったが、どんな状況においても頑張ってくれるのが優等生なのだろう。勝ったレッツゴードンキは7頭いた優等生の中の一頭だった。レッツゴードンキが2着馬に0.7秒差をつけてしまったので、あとの6頭は ここで一旦脱落となるものの、1番人気で敗れてしまったルージュバックだけは“レース間隔があいていた”ということを理由に脱落させないでおこうか。また、1年後に“0.5秒以上の着差が桜花賞だけ”という馬がいたなら、大部分はあてはまるということで優等生に復活してもらおう。
兼ね備えていたレッツゴードンキ
さて、勝ったレッツゴードンキだが、先週の当欄に記載した通り、この馬は前5走以内に高いUK値をマークしていた馬だった。冒頭で述べたように表現すると、高いUK値をマークできる馬というのはテストで100点満点を取れるタイプ、野球のバッターならホームランを打てるタイプである。つまり、レッツゴードンキはアベレージヒッターでありながらホームランバッターでもあったのだ。そうでなければGIを圧勝できないのだろう…。レース後には そうも感じた。
2着以下がレッツゴードンキに離されてしまったことが影響してか、2着馬は優等生でもなく 前5走以内に高いUK値をマークした馬でもなかったが(馬券も◎レッツゴードンキから買って抜けました)、今週の皐月賞も優等生とホームランバッターに注目しようかと考えている。
広田TM
11/10(日)京都10R
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広田TM
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