上位拮抗の混戦ムードも データが炙り出した軸馬は 【ユニコーンS・データ攻略】
JRAにおける世代最初のダート重賞ということもあって、GIIIながら質の高いメンバーが揃う一戦。近年の勝ち馬にもその後にGIウィナーとなった馬がズラリと顔を揃えている。今年はどの馬が出世を約束されるのか。
実は決まっている!? 来る馬のパターン
まずは過去10年の連対馬20頭の前走に注目してみた。
1・世代ダートのオープン特別、もしくは交流重賞……17頭
2・世代の1勝クラス(旧500万)………………………1頭
3・古馬混合の2勝クラス(旧1000万)………………1頭
4・芝のGIレース………………………………………………1頭
このうち、3と4の項目については今年は該当する出走馬はない。また、2については56頭が出走して1連対と、連対率が2%に満たないのであれば、データ上は無視していい存在ではないだろうか。
つまるところ、1の項目に該当する馬だけを狙えばいいことになるが、そこでの着順は4着以内だった馬に限られる。よって、対象馬は、カレンロマチェンコ、ゲンパチフォルツァ、スマッシャー、ティアップリオン、ブラックアーメット、ルーチェドーロの6頭だ。
信頼すべきは青竜S組
軸選びとなるが、ステップレースとして最重要視したいのが青竜S組だ。創設された2014年以降の7年間で5頭の連対馬が出ているが、同じ舞台の東京1600ダートでレース間隔も余裕のある5週前に組まれているのであれば、その結果も信頼できよう。実際に、青竜S勝ち馬で、ここに駒を進めた6頭の着順は、1・3・3・9・2・2着と、安定しており、相手が強化されても好走できることを示すデータだ。
そのゲンパチフォルツァは、キャリア6戦というのも過去10年で最も多くの連対馬を出し、連対率においても最も高いパターン。過去の青竜S勝ち馬で、ここで1番人気になった馬はおらず、人気的にも妙味のある軸馬だと言える。
結論
軸馬 ゲンパチフォルツァ
相手 カレンロマチェンコ
スマッシャー
ティアップリオン
ブラックアーメット
ルーチェドーロ
宮崎(競友)
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