【宝塚記念】戸崎圭太騎手に独占インタビュー！気になるカレンブーケドールの勝負気配とは！？

今週の宝塚記念で３度目のコンビとなるカレンブーケドールに騎乗する戸崎圭太騎手。馬の話をする前に雑談を少々…

Ｑ．趣味ってあるの？

戸崎Ｊ「僕は特に趣味っていうのが本当にないんですよね…。だから月曜日は家でダラダラしてしっかりと疲れを取ってリフレッシュする、そんな日にしています。レースのリプレイを見ながら次に向けての研究もしていますね！」

自宅でリラックスモードの戸崎圭太騎手。（写真は奥様撮影）

Ｑ．今までで一番、記憶に残る勝利は？

「フリオーソでかしわ記念を勝った時ですね。地方時代だったんですがずっとコンビを組んでいて思い入れがありましたから本当に嬉しかったですね。中央では有馬記念のジェンティルドンナです。僕自身、リーディングを獲らせてもらった年の締め括りでもあったし、彼女の引退レースでもありましたからお互いに勝って終われたのが印象深いです！」

Ｑ．さて本題の今週の宝塚記念に挑むカレンブーケドールの感触は？

「前走時の追い切りもいいなとは思っていましたが、今回の中間は更に良かったですし期待を持てる仕上がりですね」

Ｑ．距離の2200ｍについては？

「とにかく真面目に走る馬なのでどんな距離でもこなしちゃいますが、この位の距離の方が却っていいのかもしれませんよ」

Ｑ．上半期グランプリへ向けて抱負を

「強敵はいますが、チャンスはあると思っています。彼女自身タイトル獲得まであと一歩が続いていますが、ＧＩを勝てるだけの能力は十分にある馬なので、うまくエスコートしたいですね！」

 悲願であるＧＩ初制覇へ、好状態で臨める今回は期待も膨らむばかり。最高の騎乗で最高の結果を出す準備は万全といえるだろう。

仕上がりの良さはピカイチ！カレンブーケドール（写真は最終追いでスタッフが騎乗）

土曜日からも、新馬戦で注目したい２歳馬を１頭ピックアップしてくれた。
東京５Ｒ アスクビクターモア

「まだ若干、緩さはありますがいい背中をしていて動きも良かったですよ。初戦からやれる馬です」とのことで、デビュー戦から注目したい。

自宅でバランスボールを使ってトレーニングに励む戸崎圭太騎手。

　2013年に中央に移籍してからＭＶＪを３度受賞、大怪我で長期の戦線離脱を強いられた昨年を除けば全て年間１００勝以上を挙げてきたジョッキー。本格的なトレーニングは勿論、家でも体幹トレーニングとその努力は図り知れない。そんな忙しい中でもこの７年以上、騎乗馬のコメントを嫌な顔一つせず毎週欠かさずくれる彼の人柄には本当に頭が下がる思いだ。