傑出馬不在で超難解な一戦を データで紐解け! 【ラジオNIKKEI賞・データ攻略】
キャリアの長いファンなら“ラジオたんぱ賞”というレース名、そしてクラシックで敗れた馬やあと一歩で出走できなかった馬が集う“残念ダービー”という異名を覚えている方も多かろう。ただ、現在のレース名に替わった2006年からはハンデ戦となったこともあり、クラシックとは無縁だった馬の活躍も目立っている。実績馬と上がり馬の比較は難しい作業ではあるが、データを分析すれば来る馬も見えてくる。
まずは来ないパターンを探せ!
まずは過去10年で連対例のないパターンの馬を列挙する。
※3ヶ月以上の休養明け
※GI出走歴のない牝馬
※前走がマイル未満の距離
※芝1800~2000mで勝ち鞍がない
※前走がGI以外で二桁着順
※56キロ以上のハンデで重賞・オープン勝ちがない
上記に当てはまる馬は、例え人気馬であっても消しのスタンスで、これである程度は絞れるのだが、さらに近年の傾向から有効と思えるものを付け加える。
※前走が重賞以外で掲示板を外していた
※オープン出走歴があって5着以内がない
以上の項目を全てクリアしたのは、ヴァイスメテオール、ヴェイルネビュラ、グランオフィシエ、シュヴァリエローズ、タイソウ、プレイイットサムの6頭だ。
近年の傾向にピタリと当てはまる軸馬は?
軸選びとなるが、近年の活躍が目立つのは逃げ馬だ。開幕週に組まれるだけに、前有利、イン有利の傾向も頷けるが、今年は春の開催が地震の影響で新潟に振り替えられたため、余計にその傾向も強まるのではないだろうか。実際に何が逃げるかは別としても、前走で逃げ切り勝ちを収めている馬は信頼できる。また、近年は連勝中の馬もまた好走例が多く、そこで浮かび上がるのがグランオフィシエだ。
結論
軸馬 グランオフィシエ
相手 ヴァイスメテオール
ヴェイルネビュラ
シュヴァリエローズ
タイソウ
プレイイットサム
久光TM
凱旋門賞(GI)
払戻金 19万1600円
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土屋(競友)
毎日王冠(GII)
払戻金 16万4600円
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持木TM
スプリンターズS(GI)
払戻金 11万0430円
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菅TM
キーンランドC(GIII)
払戻金 114万8250円
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