【七夕賞】驚異の“馬券圏内率100％”の好走データが後押しする１頭とは！？

★狙いは意外にも重ハンデ組！？

　夏の伝統のハンデ重賞である七夕賞。福島で開催された近９年の斤量別成績に注目すると、意外にも斤量54キロ以下の軽ハンデ組が連対率１％台と不振傾向。また、55～56キロ組も連対率14％と成績は冴えない。

その一方で、57キロ以上を背負う重ハンデ組が連対率31％超と好成績を残している。近２年の勝ち馬も57.５キロ、57キロで勝利しており、今年も中心はこの組とみた。

　57キロ以上の重ハンデ組は近９年で〔６.４.１.21〕となるが、前走で勝ち馬から0.5秒差以内に善戦していれば〔４.３.１.４〕と好走率は格段とアップする。さらにその中から４～６歳の関東馬に絞ると〔３.１.１.０〕とパーフェクト。

・ハンデ５７キロ以上
・前走着差 0.5秒以内
・４～６歳の関東馬

今年これらの全てに該当するのは、トーラスジェミニ 57キロ（牡５ 美浦：小桧山厩舎）

再び戸崎圭太ジョッキーとのコンビで重賞タイトル獲得を狙うトーラスジェミニ（写真：手前）

前走のＧＩ安田記念では先行して0.4秒差の５着と大健闘。力をつけた今なら2000ｍでも十分に通用するはずで、ここでも注目してみたい。