【函館２歳Ｓ】今年初の２歳重賞は “厳選３頭” で配当妙味も十分アリ！

　今年の北海道開催は変則日程で、札幌→函館→札幌という順番で開催が組まれている。その影響で例年なら函館開催の最終週に組まれている函館２歳ステークスも開催３週目に行われる。

上記を加味して函館２歳ステークスの前１０年のデータをもとに馬券のカギとなる馬を探っていく。

〇前１０年の勝ち馬のキーポイント

・10頭中８頭が関西馬。

・10頭中８頭の騎手は前走からの継続騎乗であった。

・10頭中８頭がキャリア１戦１勝。

・10頭中８頭が芝1200ｍで勝ち上がっている。

・10頭中10頭が前走函館で勝ち上がっている。※今年は前開催が札幌のため、札幌勝ちも含む。

○今年これら全てに該当するのはイチローイチロー、カワキタレブリー、ポメランチェの３頭。

イチローイチロー（栗東：北出厩舎）は、連闘での重賞挑戦となるが、管理する北出厩舎は2014年アクティブミノルで当レースを同じ連闘策で勝利しており侮れない。

カワキタレブリー（栗東：杉山佳厩舎）は、新種牡馬ドレフォンの産駒。同産駒は先週終了時点で２歳リーディングトップタイの４勝をマーク。産駒の勢いには要警戒だ。

ポメランチェ（栗東：牧田厩舎）は、新馬戦で１分７秒９の２歳コースレコードで圧勝。小柄な牝馬ながら、スピードセンスは重賞のメンバーに入っても計り知れない。

今年はこの３頭を中心に馬券を狙ってみたい！

札幌の新馬戦を圧巻のレコードで逃げ切ったポメランチェ。