【秋華賞】マカヒキを感動の勝利に導いた男が 今週もまた大仕事!?

想定班レポート
秋華賞京都大賞典

みやこS「37万」アルゼンチン共和国杯「13万」的中 プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

人としても見習うべき点は多い藤岡康太騎手

 京都大賞典はマカヒキが約5年ぶりに美酒を味わった。ゴールした瞬間に場内から大きな歓声と拍手が起こり、ネットの掲示板でも大いに盛り上がったという。ファンの多い馬であることは知っていたが、外れた馬券を別にして熱いものがこみ上げてくるレースだった。

 水曜の栗東トレセンでも反響は大きく、「おめでとう」だけでなく「感動した」という声があちこちから聞こえてきた。馬主や調教師を始めとした関係者の理解や努力には頭が下がる思いだが、「その一員に加われたのが嬉しいです。お客さんが祝福して迎えてくれましたし、馬も最後まで諦めずに頑張ってくれました」と藤岡康太騎手。

京都大賞典

約5年ぶりの勝利となったマカヒキの京都大賞典

 神戸新聞杯で2着に導いたレッドジェネシスが本番で乗り替わることは残念でならないが、それでも腐らず、笑顔を絶やさず、黙々と日々の調教に乗る姿を見ると騎手としてのみならず、人としても見習うべき点は多い。

藤岡康太

いつも笑顔を絶やさない藤岡康太騎手


“相手は強い” されど今週も波乱を演出するか?

 秋華賞ではマカヒキと同じ金子真人ホールディングスのミスフィガロ(栗東・友道厩舎)に騎乗する。「昨年の3着馬ソフトフルートと同じくらいの感触はありますよ。でも、相手も強いですからね」と控え目だったが、トライアルは負けた馬の方が怖い。馬券には入れておいた方が良さそうだ。(栗東想定班・那谷明弘)

ミスフィガロ

馬体は維持できているミスフィガロ

那谷明弘

筆者:


1970年神戸市生まれ。慶応大学文学部卒。95年入社。美浦で時計班として所属したのち、96年秋から栗東トレセンで取材を担当。夏の小倉出張は10年を越える。予想は「競走馬の強さはラップに現れる」、馬券は「血統と確率論の理解が必須」がモットー。

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