東海Sのキーは「本気度」 陣営の本音を座談会でCHECK
古豪たちも侮れず
目黒「ローマンレジェンドの前走、チャンピオンズCは、ホッコータルマエらと共に早目に動いて勝ちに行く競馬。GIにもかかわらず、レースの上がりが37秒9もかかる厳しい流れでしたから、大敗でも衰えたというよりは展開に尽きると言っていいはずです。2走前のみやこSでは先行勢総崩れの中での3着好走でしたし、自分のリズムで運べれば、巻き返しも十分でしょう」
菅「前走については陣営も“全体的にリズムが悪かった”と振り返ってますわ。8歳で馬体面に大きな変化もないけど、まだまだ若々しくて元気一杯やで。“凄くイイよ”という感じではないんやけど、メンバーも軽くなるし、陣営は地力を信頼してる様子やったな」
板子「そんな“軽いメンバー”でも実績ほど軽く扱えないのがアスカノロマンです。休養前の春後半は凡走続きでしたが、当時は精神状態が悪くて本来の走りができなかったもの。対して復帰戦のみやこSは、失速した馬が壁となって外へ外へを持ち出さざるを得ない状況で上等の4着でしたし、前走も勝ち馬に逃げ切りを許したとはいえ、後続を封じた渋太さは目立っていました。モンドクラッセが引っ張る流れなら、好位でを立ち回れるこの馬の器用さが最大限に生きるはずです」
山崎「みやこSでは、全くロスがなかったロワジャルダンとの比較では、ロスが大きかった分、それほど力量差はないと見ていいかもしれませんね」
瀬古「以前にもオープン特別で強い勝ち方をしながら、重賞ではダメというパターンでしたが、スムーズだったらと思わせたみやこSの内容から、陣営も手応えを感じているようです。精神面だけでなく体質もしっかりとしてきて、馬体も一回り成長していますし、通用しても不思議はないでしょうね」
山崎「2年連続2着と舞台の相性がいいグランドシチーは、さすがに9歳で手を出しずらい感も否めませんが、10着と敗れたチャンピオンズCにしても自身の持ち時計くらいは走っていましたし、“横綱大関クラスがいない組み合わせなら一発もある”と、相沢師が強気でしたよ」
板子「穴中の穴として挙げておきたいのがナリタポセイドンです。テンに行く脚がないので展開に注文が付きますが、ハマった時は3走前のサウンドドゥルーの半馬身差2着や、昨年2月にはロワジャルダンを負かしてますからね。直前の追い切りの動きも上々で、侮れませんよ」
坂倉「担当厩舎の馬の名前がなかなか出てこないんですが、イッシンドウタイは、前走が急なギアチェンジを要求される流れに加え、外から被されて余計に仕掛けが遅れたものですし、ジワジワと脚を使うタイプなので、淀みない流れで渋太さ比べになれば浮上の余地はあると思います。ストロングサウザーも、2走前のオープン勝ちこそ恵まれた面がありましたが、前走は視野に入れていた交流重賞が補欠で出走が叶わず、少し調整が難しかったところがあり、全くの無視はできないと思いますね」
木谷「ローカル班でありながら、いつも通り出番が最後になっちゃいましたが、大差レコード勝ちの未勝利戦から4年半、その姿に一目惚れしたスターバリオンが◎です。1年の休養がありましたが、前走の内容や追い切りの動きから、まだ終わっていませんよ。なにより左回りでのパフォーマンスは凄いんですよ、この馬。それに“雪が降ったら芦毛を買え!”です」
デスク「んな格言あったかなぁ…」
木谷「まぁ、僕が今考えた格言ですが…。そんなことより、デスクとの対決では、先週の愛知杯の後先はやられちゃいましたが、日経新春杯のレーヴミストラルが勝ったんで引き分けでいいですよね。で、アメリカJCCの本命はスーパームーンにします。ピリッとしない我々に、月に代わってお仕置きしてもらいましょう」
デスク「セーラームーンのコスプレギャルになら、どんなお仕置きでも……なんてこと俺に言わせるなよ! 俺のアメリカJCCは、ショウナンバッハ。東海Sはインカンテーション。以上!」
━デスクの評価が180度転換した小島TMが、さらなる大仕事をしでかすのか。デスクVS木谷の推奨馬対決は…、やっぱり誰も興味がないか。
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
的中買い目を見る
前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
的中買い目を見る
馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
的中買い目を見る
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
的中買い目を見る
三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
的中買い目を見る