優馬編集長日誌 2月4日号「賞金稼ぎ」
きさらぎ賞は賞金稼ぎの場
今週の京都(日曜)で行われる きさらぎ賞は、少頭数となることが多い。過去10年で出走頭数が9頭以下だったのは4回、10~13頭が5回。頭数が揃ったといえるのは8年前(15頭)だけだ。3歳馬にとっては、春のクラシック戦線に向けて賞金を稼いでおきたい時期でもあるのだが、出走させる側からすれば ここから始動してしまうと本番までに使い過ぎとなってしまう懸念があるのか。それなら賞金を獲得して休ませてもいいのではとも思うが、それでは春の始動が遅くなってしまうのだろう。加えて雪が心配される時期。ともかく出走させる側からすれば良い時期ではないのかもしれない。今年も登録馬は11頭だった。来週の共同通信杯はダービーに繋がる東京コースということもあって、きさらぎ賞ほど頭数が揃わない印象はないのだが…。
しかしながら、マイナスがあればプラスもある。出走馬が少なければ賞金獲得の確率が高まるのは必然。多くの陣営が出走を手控えるなら 除外されて出走できないなどという確率も下がることになる。”デビューが遅れた” “脚部不安で休養を余儀なくされた” などという素質馬には、春のクラシック戦線への賞金を稼ぐ意味でのメリットは大きいのではないか。同じように頭数が揃わないことが多い2週前の若駒ステークス(OP特別)では、1戦1勝のマカヒキが勝って賞金をゲット。賞金を1400万として、春への余裕ができた。
というわけで、きさらぎ賞は賞金稼ぎという認識。過去10年の結果を調べても、賞金1000万以上の馬より、賞金500~1000万未満の馬(多くは500万勝ちの2勝馬)の方が勝率や連対率は上。数でいえば、賞金500万未満の馬(多くは1勝馬)でさえ、賞金1000万以上の馬より勝ち馬の数、連対数とも多い。今年の登録馬には賞金1000万以上の馬がいないため、賞金獲得に躍起ではない “危険な実績馬” の指名はできないが、先ほども述べた “デビューが遅れた” “脚部不安で休養を余儀なくされた” 類いの素質馬をチェックする必要がある。簡単にいえばキャリアの少ない1~2勝馬のことだ。登録馬の中でキャリア3戦以下、特に高UK値をマークしたことがあるサトノダイヤモンド、レプランシュ、ロワアブソリューの1~2勝馬は積極的に馬券を買いたい馬。

キャリア1戦できさらぎ賞に挑戦するロワアブソリュー(撮影:日刊ゲンダイ)
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