武豊の「完璧な騎乗」に導かれたドウデュースは、来春も主役でいられるか

佐藤直文 レース回顧
朝日杯フューチュリティS

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GIコンプリートへリーチ 武豊ドウデュースが無敗対決を制す

 昨年まで21度の騎乗で2着は5回あったものの、いまだ未勝利。競馬界の七不思議に数えられるほど縁のなかったレースで、武豊騎手が22度目にしてようやくピースを埋め、GI完全制覇へ残るは創設間もないホープフルSのみとなった。

 そのパートナーとなったドウデュース。序盤は中団馬群の外目を折り合い重視で運び、勝負どころからは2着馬を前に見る形で射程圏に。直線を向いてスムーズに大外へ持ち出し、一旦は先頭に立った2着馬をキッチリと捉える完璧な内容だった。マイナス10キロと絞り込まれた馬体からも状態の良さが窺えたが、一戦毎に研ぎ澄まされてきたレースぶりでの完勝であり、血統的にも距離への不安はないだけに、来春も世代の主役としての走りが期待できるだろう。

ドウデュース

3番人気のドウデュースが武豊に朝日杯勝利をもたらした

 2着セリフォスは、序盤で出して行ったところで力んでしまい、鞍上が宥めながらの追走。勝ち馬との差はその分もあったかと言えるが、一旦は抜け出しての半馬身差であれば、来年に繋がる走りはできたように思う。

 3着ダノンスコーピオンは、勝負どころの3コーナーあたりでは勝ち馬と同じポジションだったが、そこからの反応が一息だった分、直線でも内に進路を取らざるを得なかった。ラストで上位2頭に迫りながら、内からでは捉えるまでに至らなかったのも仕方はないが、能力は示す走りだった。

 4着アルナシームは、出負けして後方からの競馬となったが、直線で開いたインを掬って渋太く脚を伸ばした形。ただ、マイルは忙しく、距離が延びてのタイプだろう。

 5着ジオグリフは、テンに無理をしなかったとはいえ、初のマイル戦の流れに付いていけなかったあたりがウィークポイントだったか。これまた距離が短かったと言えるが、ラストの伸びは素材の高さを示すものだろう。

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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