「最強」エフフォーリアの時代へ クロノを「封じた」向正面でのモーション

佐藤直文 レース回顧
有馬記念

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GP女王へ引導を渡し最強の座に エフフォーリア

 内と外の枠を引いた逃げ馬が競り合うことなく折り合いを付け、前半1000m通過59秒5のラップも有馬記念としては遅くはないものの、ある程度予想された通りの適度な流れであった。これはどの位置からでも力を余すことなく発揮できる流れであり、上位5番人気までの馬たちが掲示板を占める結果となったのも頷けるだろう。

 エフフォーリアは、序盤こそ中団でジックリと構えて前にクロノジェネシスを見ながらのポジションだったが、向正面でそのクロノの外に馬体を併せて、ちょうど内に閉じ込める形。勝負どころでは鞍上の仕掛けにもスッと反応し、4コーナーで前を射程圏に入れると、直線では力強く伸びて抜け出して見せた。時計のかかる今の馬場で2分32秒0というのも優秀な時計であり、まさに現役最強を誇示する競馬だったように思う。

エフフォーリア

1番人気エフフォーリアがGP女王や同世代のライバル達を制しGI3勝目

 2着ディープボンドは、序盤から仕掛けながらポジションを取りに行って人気2頭よりも前で運ぶ形。このあたりはジョッキーもよく馬のことをわかっていると感じたが、4コーナーでロスなく内を回って直線で勝ち馬の内に併せ、持てる力は出し切った。遠征帰りでもうまく仕上げて、状態も良かったと言える。

 3着クロノジェネシスは、前述したように勝負どころで勝ち馬に外から蓋をされたことで、スムーズに加速できなかかった印象を受けたが、直線で一旦前に出た4着馬を差し返して伸びたあたりは力の成せる業だったか。これまた引退レースに向けてよく仕上げられたと言えよう。

 4着ステラヴェローチェは、勝ち馬の背後でピッタリとマークする形で鞍上が思い描いた通りのレースはできたように思うが、最後に伸び負けしたあたりは、まだ菊花賞の疲れも抜け切れていなかった印象を受けた。

 5着タイトルホルダーは、競り合いを避けて離れた2番手から。逃げているのと同じ展開ではあったが、もう少し早く先頭に立って後続にも脚を使わせる形が理想的なパターンだったか。

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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