「夢を託せる」有馬の激穴馬 “まさかの横綱相撲”から得たヒント

とっておき〇〇馬
有馬記念

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有馬記念:とっておき穴馬

二代目・穴の料理人 編集・大木(競友)

アカイイト

「前走のエリザベス女王杯でも印は回していたが、まさかあのような横綱相撲で勝つとは想像もしなかった。今回は牡馬の一線級が相手となり、前走10番人気で勝ったことからもフロック視されるであろう存在。しかし、その前走は道中13番手から4コーナーで大外を回って進出、結果的に後続には2馬身差をつける堂々たる勝ちっぷり。たとえ人気薄とはいえ、強い馬にしかできない芸当で勝利を手にした事は忘れてはならない。

 今回は中山コースとなり、本馬には一見実績のないコースに思われがちだが、ここまでの中山での2戦は共に上がり3F最速をマークし、少差の4・5着。決してコース適性がないわけではない。むしろ脚の使い所を分かっている幸騎手が巧くエスコートさえしてくれれば、上位を脅かすだけの一瞬の脚を使えると判断した。

 昨年からエリザベス女王杯は京都改修工事の影響で、阪神内回り2200mで行われているが、この舞台で目立つ脚を使えた馬は“直線に急坂のある小回りコース”というコース形態の近さから、中山内回り2500mにも十分対応できると見ている。その裏付けにエリ女で上がり最速をマークしたサラキアが昨年の有馬記念で2着に好走しているように、やはり一瞬のキレに長ける馬はこの舞台でこそ輝きを放つ。幸いここは前半の流れも速くなりそうで、差し馬向きの展開となればチャンスは更に広がりそう。

 今年のグランプリは、アカイイトの一瞬のキレ味に夢を託してみる!」

アカイイト

“もう一丁”の波乱演出に期待が持てるアカイイト

筆者:


1996年千葉県生まれ。2019年入社。 競馬に興味を持つキッカケとなったのは、高校1年生の時にテレビ中継で観た2012年の凱旋門賞。オルフェーヴルの走りに魅了され、この世界へ。馬術経験もあり、大学卒業後は競馬に携わる仕事をしたいと考えていたところ、山崎TMのTwitterで募集を知り応募。現在に至る。

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