是非とも買っておきたい! 前走訳アリの馬とは【栗東トレセンレポート】

想定班レポート

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前走は不完全燃焼 シティレインボーが今度こそ

 私の取材担当厩舎から前走訳アリの2頭をピックアップしたい。
 まずは土曜小倉10R鳥栖特別のシティレインボー(栗東・池添兼厩舎)から。前走は12月26日、阪神の平場芝1600m戦。発馬で後手を踏むのはいつものことであり、また行きたがる面もあるので道中は後方で折り合いに専念。ここまでは良かったのだが…直線を向くと前がマトモに壁になってしまい、追い出せたのはラスト200m辺りから。そこからは自身もよく伸びたのだが前も止まらず、完全に脚を余した形で明らかに不完全燃焼だった。コンマ2秒差だった2着馬ヴィルヘルムが次走で現級を快勝しており、またこの馬自身も昨春にはGII3着の実績があるなど、勝つ力は十分に持っている。小回り1800mも良績のある条件であり、ここで改めて期待したい。

能力全開なら変わって良し 立て直しの効果は窺えるアルバーシャ

 続いて日曜小倉10R海の中道特別のアルバーシャ(栗東・岡田厩舎)を。前走は1月10日の中京、長良川特別。道中は好位でじっくりと脚をタメていたのだが、馬込みの中で運んでいたのがアダとなり、勝負所で後続が外から追い上げてきた際に動くに動けず、ポジションを落とすことに。4-4-7という位置取りが物語る通りかなりチグハグで、ただでさえ器用さを欠く同馬にとっては致命的なロスだった。それでも最後は渋太く差を詰めており、休ませて立て直された効果は十分に窺えた。速い脚がないだけに、理想は1勝クラスを勝った時のように自分から早目早目に動く形。それだけに同型の出方などがカギになるが、能力全開ならガラッと変っていいはずだ。(栗東想定班・桜井真人)

アルバーシャ

能力全開なら変わっていいアルバーシャ(写真は昨年3月未勝利勝ち時)

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