【小倉大賞典】“荒れるハンデ重賞” 馬券攻略のキーポイントを探る！

～過去10年の小倉大賞典の傾向分析～

昨年も11番人気のテリトーリアルが勝利したように、直近４年連続で二桁人気馬が馬券に絡んでおり“荒れる”印象の強いレース。しかし意外にも１、２番人気のどちらも馬券に絡まなかった年は、過去10年で２回だけ。直近４年も全て１、２番人気のどちらかが馬券に絡んでいるように、人気サイドから紐荒れを狙うのが攻略のカギとなりそう。

昨年の優勝馬テリトーリアル

〔直近４年の小倉大賞典の結果〕
〇2018年
１着・１人気・トリオンフ
２着・15人気・クインズミラーグロ
３着・４人気・スズカデヴィアス
〇2019年
１着・３人気・スティッフェリオ
２着・１人気・タニノフランケル
３着・14人気・サイモンラムセス
〇2020年
１着・４人気・カデナ
２着・10人気・ドゥオーモ
３着・２人気・ジナンボー
〇2021年
１着・11人気・テリトーリアル
２着・１人気・ボッケリーニ
３着・12人気・ディアンドル

過去10年におけるステップ別成績をみると、前走・中山金杯組が〔４.１.２.21〕と最も多く馬券に絡んでおり、直近３年連続で連対中。さらに好走馬の条件を絞ると中山金杯で【一桁人気・勝ち馬と0.6秒差以内】の２つをクリアすれば〔４.１.２.４〕と好走率は格段とアップする。今年の該当馬はスカーフェイス（栗東：橋田厩舎）の１頭だけが当てはまる。今年は前述した人気の推移にも注視しつつ、この馬を絡めた馬券で高配当を狙ってみたい。（優馬データ班）

末脚一閃スカーフェイスが再び重賞で魅せる！