【美浦トレセン・2歳馬情報2022】

調教班レポート

美浦では先週末時点で2歳馬のゼッケン番号が250を超え、巷でもPOGの関連書籍を目にする機会が増えた。そこで今回は既にトレセンに入厩経験があり、早期デビューが見込まれる馬の中から注目馬を紹介したい。(美浦調教班:伊利和恭TM)

コンエネルジア(父フランケル 手塚貴久厩舎)

「キングマン産駒のシュネルマイスターの活躍が記憶に新しい手塚厩舎。【海外種牡馬×GⅠウイナーの母】という共通項を持つ同馬にも期待は高まる。既に500キロを超えるという雄大な馬格の持ち主で、とにかく馬っぷりの良さが目に付く。3月末のゲート試験後は放牧先で調整されており、順調なら6月の東京でデビュー予定とのこと」

 

サンデュエル(父ロードカナロア 栗田徹厩舎)

「当歳セレクトセールで2000万円で落札された後、シルクRで総額5,000万円で募集された異色の経歴の持ち主だが、実際に馬を見ればそれも納得。バランスが良く、とにかく運動神経が高そう。ダート色の強い母系だが、芝の瞬発力勝負で本領を発揮するイメージだ」

 

マテンロウカノン(父サトノダイヤモンド 萩原清厩舎)
ルクスグローリア(父サトノダイヤモンド 宮田敬介厩舎)

「美浦に入厩した頭数は未だ5頭にも満たないが、出来栄えが良さそうなのがサトノダイヤモンド産駒。セレクトセールで7,800万円で落札されたマテンロウカノンは、ノームコア・クロノジェネシス姉妹の姪にあたり牝馬らしからぬ好馬体の持ち主。キャロットFで、総額4,000万円で募集されたルクスグローリア(宮田厩舎)は、スラッとした体型で距離が延びて良さそうなタイプだ」

筆者:


1987年埼玉県本庄市生まれ 2010年入社。時計班で主に南ウッドコースを担当。予想スタイルは回収率重視。ダビスタ96、ウイニングポスト2にハマってこの世界へ。

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