取材の感触も抜群 NHKマイルCで主役を演じる馬とは【栗東トレセンレポート】
“成長した姿を見てもらいたい” 師も胸を張るセリフォス
今週は3場全ての競馬場で重賞レースが行われるが、私の担当厩舎で最も注目しているのは東京日曜11RNHKマイルカップに出走するセリフォス(栗東・中内田厩舎)だ。
朝日杯FSで2着に敗れたあとは、放牧に出して心身ともにリフレッシュを図った。帰厩後はコースと坂路でジックリと乗り込みを消化。中内田調教師は「体を大きく見せていますし、3歳になってひとつ成長したセリフォスの姿を見てもらいたい」と仕上りの良さに胸を張る。ぶっつけ本番は当初から予定の行動で、左回り・長距離輸送は新潟で経験済み。完成度、そして能力の高さでGI初制覇を飾るとみた。
![朝日杯FS](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2022/05/22a5f095b7d1cb2db65ac28717939d80.jpg)
半馬身差の2着に泣いた朝日杯FSからの巻き返しを誓うセリフォス(赤帽)
無傷でダービーへの最終切符を ブラックブロッサムに注目
中京土曜11R京都新聞杯には、2戦2勝のブラックブロッサム(栗東・斉藤崇厩舎)がダービー出走の最終切符を賭けて参戦する。前走が2着に8馬身差を付けての圧勝劇だったが、「勝ってダービーへ行ければ良いですね」と斉藤崇調教師。大物感漂う走りで無傷の3連勝でここも突破できるはずだ。
中京土曜9R安城特別、オータムヒロイン(栗東・鮫島厩舎)の前走は良馬場発表とは言え、馬場状態がかなり悪かったとのこと。開幕週の綺麗な馬場と川田騎手の連続騎乗で改めて見直したいところ。
新潟では日曜1Rアビークワイア(栗東・斉藤崇厩舎)が初出走ながら狙って面白そう。2つ上の兄ラウダシオンは一昨年のNHKマイルカップの覇者で、1つの上の兄ローウェルも現在3勝クラスに在籍しており血統背景は魅力。斉藤崇調教師は「既走馬が相手になりますが、調教時計は出ていますし、いいスピードを持っていますよ」と取材の感触が良く、馬券的妙味も十分ありそうだ。(栗東想定班・加茂聡)
![ブラックブロッサム](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2022/05/667ecd401db6a1d4b7f456368c37b2fd-640x358.jpg)
短期放牧明けとなるが最終追いでも古馬相手に余裕の動きを見せたブラックブロッサム(左)
馬場TM
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_12_184x184.jpg)
7/27(土)新潟1R
払戻金 92万5000円
的中買い目を見る
土屋(競友)
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_48_184x184.jpg)
7/21(日)福島1R
払戻金 65万5200円
的中買い目を見る
菅TM
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_19_184x184.jpg)
7/20(土)福島11R
払戻金 41万4000円
的中買い目を見る
優馬 2歳馬チェック
優馬 2歳馬チェック
6月~12月に初勝利をあげた2歳馬(現3歳馬)を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!