軸は大穴ダート馬! 大勝経験がモノを言うアーリントンC

重賞データ攻略
アーリントンカップ

 3年続けてGI馬を輩出するなど、出世レースとも言えるのがこのアーリントンC。例年、路線変更してきた馬もチラホラ見受けられ、一筋縄ではいかないことも多いレースだが…。

圧勝経験のある馬に注目

 近5年の結果を振り返ると、勝ち馬を中心に「圧勝経験のある馬」が好走する傾向を発見

2011年
1着 ノーザンリバー 未勝利戦を8馬身差で勝利
3着 テイエムオオタカ 未勝利戦を2馬身差で勝利

2012年
1着 ジャスタウェイ 新馬戦を5馬身差で勝利

2013年
1着 コパノリチャード 白梅賞(500万下)を5馬身差で勝利
3着 レッドアリオン 未勝利戦を2馬身半差で勝利

2014年
1着 ミッキーアイル 未勝利戦を5馬身差、ひいらぎ賞(500万下)を3馬身半差で勝利
2着 タガノグランパ 新馬戦を2馬身差で勝利

2015年
1着 ヤングマンパワー 新馬戦を2馬身差で勝利
2着 アルマワイオリ 新馬戦を3馬身半差で勝利
3着 マテンロウハピネス 新馬戦を7馬身差で勝利

 過去5年の1~3着馬15頭中10頭が「2馬身差以上の差を付けて勝利」したことのある馬。また、勝ち馬にいたっては5頭中4頭が「5馬身差以上の圧勝」のある馬だった。開幕週のマイル戦、想像以上にスピードが要求されるということもあるのだろうか。今回のメンバーでは以下の馬たちが候補に挙がる。

メイショウカネサダ 新馬戦を5馬身差で勝利
ヒルノマゼラン 新馬戦を2馬身差で勝利
レインボーライン 未勝利戦を2馬身半差で勝利
ロワアブソリュー 新馬戦を2馬身半差で勝利

狙いを絞り込むポイントは?

 実績面の条件としては、新馬勝ち直後だった昨年3着のマテンロウハピネスを除けば、「500万3着」か「OP5着」以上があればOK。また、過去5年の連対馬10頭中6頭に1400m以下での勝利経験があったことからも、軸はメイショウカネサダヒルノマゼランを。レインボーラインはいいが、ロワアブソリューは実績面で見劣る。

メイショウカネサダ

ダートの新馬戦で2着に5馬身差をつけたメイショウカネサダ(撮影:日刊ゲンダイ)

 

 2010年以降の阪神芝1600m戦のデータから狙いたい馬は以下の3頭。

レオナルド
→川田J〔28.12.16.99〕勝率18.1% 複勝率36.1%
→藤原英師〔14.10.6.44〕勝率18.9% 複勝率40.5%

ボールライトニング
→福永J〔30.13.19.96〕勝率19.0% 複勝率39.2%

アーバンキッド
→ハーツクライ産駒(4位)〔11.9.7.88〕勝率9.6% 複勝率23.5%

結論


メイショウカネサダ
ヒルノマゼラン

連下
レインボーライン
レオナルド
ボールライトニング
アーバンキッド

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