GI級のイルーシヴパンサー「仕上がりに文句なし!」【安田記念・調教ジャッジ】
ダービーが終わり、今週から春の東京開催も後半戦。2歳新馬戦がスタートし、3歳馬は古馬に交じっての戦いが行われますが、今週の安田記念にも3歳馬のセリフォスが参戦します。ここでは、安田記念に出走する関東馬や2歳馬の調教の様子をピックアップしてお伝えしたいと思います。(美浦:松田匡弘TM)
東京で目下4連勝中と勢いに乗るイルーシヴパンサー(美浦:久保田厩舎)は最終追いは単走の形になりましたが、直線は実に力強い脚さばきでゴール。気合いも非常に乗っている様に見えました。東京新聞杯以来のレースとなりますが中間の調教もかなり負荷を掛けられており、仕上がりに関しては文句なしと言って良さそうです。
![イルーシヴパンサー](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2022/06/80b92163ca508276ddacf10271ae0bcc-640x467.jpg)
イルーシヴパンサーは、4連勝の勢いのままG1奪取へ
前走のドバイターフで、まさかの敗戦を喫したシュネルマイスター(美浦:手塚厩舎)は僚馬2頭を追走する形。直線で射程圏へ入れると、馬なりのまま余裕綽々と先着。今回は舌を出して走っており集中し切れていない印象はありますが、それでも直線のキレはさすがのモノがありました。
![シュネルマイスター](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2022/06/a96ce6d6fe09c04a817b26c509473395-1-431x640.jpg)
国内なら王座は譲れないシュネルマイスター
ソングライン(美浦:林厩舎)は池添騎手を背に僚馬を1秒以上追走して、直線に入ると伸びやかなフットワークで余裕の先着。無駄な動きを見せずに集中して走れている印象もありましたし、一叩きされての良化は十分でしょう。
東京の新馬戦は土日で3鞍ありますが、そこから土曜東京5Rオールパルフェ(美浦:和田雄厩舎)に注目してみました。好時計をマークしながらも、併せた相手を馬なりのまま問題にせずと抜群の動きでした。素軽いフットワークが目に付きましたし、馬体にも太目感なし。完成度の高さで好勝負を期待しています。そして、来週からはいよいよ函館競馬が開幕します。夏競馬を楽しむためにも、良い形で5週連続GIの締めくくりたいところです。
馬場TM
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_12_184x184.jpg)
7/27(土)新潟1R
払戻金 92万5000円
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土屋(競友)
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_48_184x184.jpg)
7/21(日)福島1R
払戻金 65万5200円
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菅TM
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_19_184x184.jpg)
7/20(土)福島11R
払戻金 41万4000円
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優馬 2歳馬チェック
優馬 2歳馬チェック
6月~12月に初勝利をあげた2歳馬(現3歳馬)を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!