武豊とコンビを組むジュタロウは「危険な人気馬!?」【ユニコーンS】

重賞データ攻略
ユニコーンS

~過去10年のユニコーンSの傾向分析~

過去10年の勝ち馬10頭中7頭が後にG1を制している注目の一戦。例年、好メンバーが集まるだけあって、条件戦を勝ち上がったばかりの馬は苦戦を強いられている。

◇前走クラス別成績(近5年)※海外・地方競馬を除く
・重賞    〔1.0.0.4〕
・オープン特別〔4.5.1.28〕
・1勝クラス 〔0.0.4.24〕

前走1勝クラス組が連対0と不振傾向で、今年はジュタロウがこのデータに該当。過信は禁物か。ここでは重賞・オープン特別からの臨戦馬が中心となる。その中でも、前走で一桁人気かつ1着か負けても0.5秒差以内だった馬が〔5.4.1.17〕と狙い目。さらに、これまでのキャリアが5戦以内、左回りで勝ち鞍がある馬に限れば〔3.2.0.1〕と好走率は高くなる。今年の該当馬はインダストリアヴァルツァーシャルハセドンの3頭。

なかでも注目すべきはやはり、ハセドン(栗東:安田翔厩舎)ヴァルツァーシャル(美浦:高木厩舎)の2頭だろう。両者は青竜Sの上がり1位と2位の馬で、共にマークした上がりは34秒台と芝並みのキレ味。ユニコーンSは直近5年連続で上がり3F最速馬が連対しているレースで、決め手の鋭さが着順に直結する傾向が強い。ここは、同じ東京マイルでの決め手が光った2頭を中心視したい。(優馬データ班)

ハセドン

圧巻の直線一気でゴボウ抜きを決めたハセドンが重賞Vへ