マーメイドＳ「ベタでも買い」の２頭　今年も“格下軽ハンデ”で大丈夫です

マーメイドＳ：とっておき推奨馬

オフコースの穴狙い　持木ＴＭ

ヴェルトハイム

「近年のこのレースでは、ハンデ差を活かした格下馬の活躍が目立つが、今年もハンデが５１キロと恵まれた伏兵ヴェルトハイムの一発に警戒したい。馬体重の割に線が細くまだ成長途上だが、２０００ｍ戦を中心にビジョンのある出走を続けているのは陣営の期待の大きさの裏付けだろう。ここに来てようやくパンとしてきた印象で、ここへの挑戦は予定通りのハズ。秋へ向けて良い結果を残したいところだ」

阪神芝2000mでも〔2.1.0.1〕と良績を残しているヴェルトハイム

栗東の安打製造機　那谷ＴＭ

トウシンモンブラン

「８ヶ月ぶりの休み明けとなった前走は、陣営からも“久々だけに叩いてから”というニュアンスのコメントも出ていたほどの仕上げだったが、それをアッサリとクリアしての勝利。能力を再確認できたことでの重賞挑戦となるが、一度使われたことで体調はグンと上向いている。格下の身でも、そもそも“格”は不要の重賞であり、２走前の紫苑Ｓでも１勝クラスを勝ち上がったばかりでコンマ５秒差５着に健闘したように、まだ底らしい底を見せていないのも魅力だ。速い時計にも対応できているが、エンパイアメーカーの肌にルーラーシップという配合を考えると、理想は少し力の要る馬場。ひと雨降るようなら、さらに期待も増すはずだ」