今年も主役は軽ハンデ馬? 陣営も強気のマーメイドS注目馬【栗東トレセンレポート】

想定班レポート
マーメイドS

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

芝でもやれる! 陣営好感触のステイブルアスク

 今週一番の注目馬は、日曜阪神11RマーメイドSのステイブルアスク(栗東・矢作厩舎)。準オープンの身で今週はダート戦の自己条件にも登録していたが、そこを回避して、ハンデ51キロならやれると判断しての出走だ。ダートで勝ち上がってきたが、瞬発力があるので久々に芝を使った前走で好走。勝負どころで置かれるシーンがあり少し離された5着だったが、追い上げる脚はなかなかのものだった。「馬群に付いて行く競馬をすれば」と陣営が話しているように、流れにさえ乗れば好勝負を期待できる。

ステイブルアスク

直前こそ控えめだったが軽い身のこなしが目立つステイブルアスク

 

ここでは明らかにスピード上位 テイエムスパーダが巻き返す

 土曜阪神5Rピヌスアモリス(栗東・松下厩舎)は、2歳馬POGの取材が行われていた春先から師が期待していて、そこから3ヶ月ほど経っても評価が落ちず楽しめる馬だ。ビュッと切れる馬ではないが芝向きの軽さがあり動きが良好。抜け出すと物見をしてしまうが、直線はなるべく我慢してゴール前で抜け出す形なら問題ないはずだ。

 土曜阪神9Rテイエムスパーダ(栗東・五十嵐厩舎)は」ベストの1200メートルに戻した前走でも期待していたが、スタート直後に躓いてしまうロスがあった参考外の一戦だ。昨年の夏には先週の函館スプリントSを圧勝したナムラクレアの僅差2着もある非凡なスピードの持ち主。今回は同じ3歳馬が少なく、斤量差を十分に生かせそうで、ポンとスタートが決まれば粘りこみも十分と見た。(栗東想定班・細川貴之)

テイエムスパーダ

2勝クラスでは明らかにスピード上位のテイエムスパーダ(写真は昨年7月新馬V時)

筆者:


神奈川県生まれ 2001年入社。栗東の厩舎取材を担当。的中率は低くてもいいので、とにかく高配当を狙う予想スタイル。ラーメン、DeNAベイスターズ、海外サッカーが好き。

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

優馬2歳馬チェック

優馬2歳馬チェック

6月~12月に初勝利をあげた2歳馬(現3歳馬)を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!

★5つ以上の馬を網羅。ダービー候補はこの馬!

ヒロイン候補が続出!? 牝馬の★評価。

注目勝ち上がり馬情報など毎週火曜更新。

トラックマン・記者一覧

競馬専門紙「優馬」トラックマン・記者一覧

平日はトレセンで東奔西走、週末はレース予想&馬券に全力投球。競馬専門紙「優馬」を支えるトラックマン&記者のプロフィールをご紹介します。