モーリスが安田記念に出走できない? 現行ルールの問題点
ユニークな出走馬決定プロセスを持つケンタッキーダービー
アメリカの最高峰レースのひとつ、ケンタッキーダービーは2013年から出走馬を決めるシステムがまったく新しいものとなった。例年、5月の第1土曜日に行われるレース(今年は5月2日)だが、前年の9月からステップレースが始まるのである。レースのグレードや時期に応じて1~4着馬にポイントが付与され、最終的にそのポイント順がケンタッキーダービーに出走できるかどうかの基準になる。国土が広く、レースの賞金も上下幅があるアメリカならではの制度だろう。
これを日本にも導入してはどうだろうか。例えば、ダービーを例にすると、賞金の足りている2歳短距離重賞勝ち馬やダートで賞金を稼いできた馬と、賞金不足の皐月賞5着馬だとしたら、後者の方が一般的には望みがありそうである(もちろん、現状のルールでは賞金の足りている方が優先ではあるのだが)。特に最近は海外での重賞レースにおける日本馬の活躍が目立っているが、必ずしも賞金が高かったり、高いレーティングが付与されるわけではない。これからはそれが「制度の欠陥部分」になる時がくるかもしれない。そう考えれば決して悪い話ではないように思える。全面的に導入することは難しくても、収得賞金やレーティングと併用することによってより充実したレースが実現可能になるのではないだろうか。
宮崎(競友)
高松宮記念(GI)
払戻金 21万8420円
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飯本(競友)
高松宮記念(GI)
払戻金 18万0780円
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前田(競友)
日経賞(GII)
払戻金 15万2790円
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