「ハヤヤッコと互角の動きみせた」武豊×シュバルツガイストの評価は!?

調教班レポート

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先週ひと足先に2歳重賞の函館2歳ステークスが行われた北海道開催。あいにく天気や馬場には恵まれなかったが、熱い戦いが繰り広げられた。今週から舞台を札幌競馬場に移し、2歳新馬戦は土曜にダート1700m戦、日曜に芝1800mの計2鞍が組まれている。ここでは担当する函館で調教された馬を中心に注目馬をピックアップしていきたい。(美浦調教班:宮崎敏明TM)

まずは土曜札幌5Rの新馬戦(ダート1700m)から、エコロドゥネス(美浦:加藤征厩舎)をピックアップ。垢抜けた好馬体の持ち主で函館入厩当初から目立っていたが、追い切りの動きもそれに違わぬシャープな動き。1週前追いでは手前を頻繁に替えるなど若さは見せたが、素質は確かだろう。手綱を取る横山武騎手も調教で感触は掴んでおり、初戦から好レースを期待できそうだ。
そして、ラリーレイド(美浦:萩原厩舎)にも注目。十分すぎるほどの乗り込みをこなし、併せ馬でビッシリと攻められている点にも好感。直前は内目のコース取りだったとはいえ、ウッドコースで単走〔67.1ー52.7ー38.6ー12.0〕は優秀な数字。函館に来た7月当初より動き自体もしっかりとし、臨戦態勢は整った。
 
日曜札幌5Rの新馬戦(芝1800m)は、シュバルツガイスト(美浦:国枝厩舎)を推奨する。美浦~函館を経由しての札幌入り。初見はどんな感じのタイプなのか角馬場からは掴みづらかったが、コースに下ろすとダイナミックな動き。先週には函館記念を制したハヤヤッコと互角に動き、直前は本馬場で追走して外に併せての好時計。まだギアは隠し持っているはずで、セレクトセールで1億円越えの素質は垣間見せた。初戦からその走りに注目。
ここは札幌調教馬が優勢の趣だが、押さえておきたいのはジェモロジー(栗東:橋口慎厩舎)。先週のひと追いが効いたか、最終追いで5F63秒台の好時計をマーク。ハービンジャー産駒らしい幅のある体つきで洋芝適性は高そうだ。

筆者:


美浦時計班・坂路コース担当。馬券は馬連とワイドがメイン。堅い軸馬を探し相手を絞り込めた時が勝負で、買い目は1~2点が多い。

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