【紫苑Ｓ】サークルオブライフは陣営慎重な構えだが、データ的に「今回は買い？」

～過去６年の紫苑Ｓの傾向分析～

　重賞昇格後の近６年を見ると、中心はオークスからの直行組で〔３.３.３.17〕。特にこれまでにＧ１で３着以内の好走歴がある関東馬なら〔３.１.１.１〕となり、複勝率は83％をマークしている。これに該当するサークルオブライフ（美浦：国枝厩舎）は外せない。

２歳女王サークルオブライフが、秋の飛躍へ第一歩

　春の実績馬が好成績を残す一方で、侮れないのが上がり馬。近６年、前走が芝の１～２勝クラスで３番人気以内で連対していた馬に限れば〔２.２.２.19〕。さらに【キャリア４戦以上、重賞出走歴あり、乗り替わりなし】の条件を満たせば〔２.１.０.１〕となる。これらの条件をクリアするのがコルベイユ（美浦：新開厩舎）。ここでは人気の盲点となりそうで、穴に押えておくべき一頭だ。（優馬データ班）