現場の取材班が厳選した「3頭に絞れるレースとは」【アスター賞】

想定班レポート

皐月賞「22万9700円」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

 先週で夏のローカル開催が終わり、いよいよ今週から秋競馬がスタート。関東は主場が中山に替り、土日共に重賞が組まれ熱戦が繰り広げられることになる。そんな中、ちょっと珍しいレースを取り上げてみたい。
 
 それが土曜中山9Rアスター賞だ。2歳1勝クラスの芝マイル戦だが、何と10頭中6頭が未勝利馬というメンバー構成になっている。1勝クラスとはいってもフルゲートに満たなければ未勝利馬の出走は可能なので、もちろんルール違反ということではないのだが、それにしても大半が未勝利馬とは…。残る4頭のうち1頭は地方所属になるので、純粋に中央のレースを勝ち上がってきた馬は3頭ということになる。
 
 6頭の未勝利馬の中で上位と僅差の惜しいレースをしたことがある馬はサクセスバラード1頭だけ。唯一の地方所属馬であるシテイタイケツも前走で芝でのスピード不足を露呈しており、今年のアスター賞は限りなく3頭立てに近いレースとみている。おそらく3連複のオッズは1倍台、3連単でもこの3頭で構成される6通りが抜けて売れると予想される。
 
 3連単は難易度の高い馬券、今回はそれを1、2点で当ててしまおうという欲深い意欲ある馬券ファンの参考に…ということで頭に推奨したいのがドンデンガエシ(美浦:尾関厩舎)だ。まず名前がいい。それは置いておくとして、前走はやや急仕上げ気味ながら早目に抜け出し、後続の追撃を凌いでシッカリ勝ち切ったことを評価したい。「休み明けを一度使っての上積みは十分、中山マイルのコース形態も合っていそう」と取材の感触も上々だった。
 
 ラパンラピッド(美浦:武井厩舎)は、勝利した新馬戦のレベルが微妙、シルヴァーゴースト(美浦:岩戸厩舎)は、多少の不利があったとはいえ前走がやや離された4着では…、というのが他の2頭と比較したドンデンガエシ優勢の根拠。果たして結果はいかに!?(美浦TM:坂倉和智)

筆者:


1972年東京生まれ 1997年入社。美浦の厩舎取材を担当。予想スタイルは適性重視。趣味は、飲み歩き。

皐月賞「22万9700円」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

皐月賞「22万9700円」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

日本ダービー特集

2024年日本ダービー特集

日本ダービーの出走予定馬、予想、単勝オッズ、結果、動画、歴代優勝馬、騎手・調教師データ、ゴール前写真、歴史などを紹介する特集ページ。『優馬本紙馬柱で振り返る日本ダービー』などオリジナルコンテンツも充実しています。

  • 出走予定馬
  • 予想オッズ
  • 騎手
  • 優先出走権
  • 賞金順
  • 次走予定
  • 動画・写真
  • 優馬本紙の馬柱
  • 短評

優馬 現3歳馬チェック

優馬 現3歳馬チェック

6月~12月に初勝利をあげた2歳馬(現3歳馬)を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!

★5つ以上の馬を網羅。ダービー候補はこの馬!

ヒロイン候補が続出!? 牝馬の★評価。

注目勝ち上がり馬情報など毎週火曜更新。

トラックマン・記者一覧

競馬専門紙「優馬」トラックマン・記者一覧

平日はトレセンで東奔西走、週末はレース予想&馬券に全力投球。競馬専門紙「優馬」を支えるトラックマン&記者のプロフィールをご紹介します。