【神戸新聞杯・オールカマー】主役の関西馬を 栗東調教班が仕上りチェック!

調教班レポート
オールカマー神戸新聞杯

実績最上位プラダリアに 穴でおすすめジャスティンパレス

 今週は中京で菊花賞トライアルの神戸新聞杯、中山でオールカマーが行われる。

 まず、神戸新聞杯での注目はプラダリアジャスティンパレス

 プラダリアは青葉賞を制し、ダービーでも5着と健闘。ひと夏を越して馬体が成長、動きも力強く好仕上がりだ。ここは実績最上位の走りを見せてくれそう。

 ジャスティンパレスも馬体の成長、動きという点では負けていない。鮫島駿騎手がかなりの時間をかけてコンタクトを取っているのも不気味だ。

ジャスティンパレス

鮫島駿騎手が付きっ切りのジャスティンパレスも不気味な存在

 

完全復活へ待ったなし デアリングタクト

 オールカマーでの注目はデアリングタクト。まだまだ良化途上という印象だった宝塚記念で3着に入り、さすがと思わせた。そこから一息入ったが、その時より馬体をスッキリ見せて動きも軽い。完全復活へ向けて良いスタートを切れそう。(栗東調教班・市場丈也)

デアリングタクト

馬体をスッキリと見せているデアリングタクト

筆者:


1980年大阪生まれ 2018年入社。栗東時計班。予想は過去のレース内容を重視しつつ、攻め馬で動いた馬にも注目。馬券は、基本単勝が付けば、付かないなら馬連でというスタイル。