【京都大賞典】データ班が厳選した「激走パターンの２頭」とは！？

～過去10年の京都大賞典の傾向分析～

　１着馬には天皇賞(秋)の優先出走権が与えられるレースで、重賞実績のある馬が馬券圏内の大半を占めている。過去10年においても、馬券に絡んだ30頭中24頭が、それまでに重賞を勝利したことのある実績馬であった。加えて、過去10年中10回全て重賞勝ち馬が２頭以上馬券に絡んでいる点も馬券攻略へのキーポイントとなりそう。

◇リピーターに注目
・11年３着→12年２着 オウケンブルースリ
・13年３着→14年３着 トーセンラー
・15年１着→16年３着 ラブリーデイ
・20年２着→21年３着 キセキ
当レースはリピーターレースでもあり、昨年の好走馬も侮れない存在。阪神芝2400ｍという舞台設定は昨年と同じこともあり、リンクする可能性は高い。昨年の２着馬アリストテレス（栗東：音無厩舎）に注目。近走は不振続きだが、ハナ差２着に好走した舞台ならガラリ一変があって驚けない。

菊花賞２着の素質馬アリストテレスが復活なるか！？

◇種牡馬別成績
・ディープインパクト〔５.０.３.17〕
・キングカメハメハ　〔２.０.１.10〕
・ハービンジャー　　〔１.１.０.０〕
穴候補を見つけるにあたって、注目したのが種牡馬別成績。ディープインパクト産駒が、過去10年中５回優勝と好成績。阪神に舞台を移した昨年もこの傾向は変わらず、出走馬唯一のディープインパクト産駒マカヒキが復活Ｖと、データ的には見逃せない。今年も出走馬唯一のディープインパクト産駒となるディアスティマ（栗東：高野厩舎）の激走には注意が必要。（優馬データ班）

長期休養明けでもディアスティマの持久力は侮れない