阪神ＪＦ、香港ＧＩの軍資金稼ぎにオススメの鉄板２頭をピックアップ

　例年暮れの３場開催で出走頭数が最も多く、波乱が起きやすい中京開催。ただ、軸馬を間違えなければ高配当をゲットする確率も上がるだけに馬券的に魅力があるのも確か。今週は土日各１頭ずつ計２頭を推奨したい。（栗東厩舎取材班：広田晶彦）

　まず土曜は中京７Ｒチュウワダンス（栗東：大久保龍厩舎）を狙う。９ヵ月ぶりの実戦となった前走はスローペースの上がり勝負となったが、好位直後で巧く折り合い推定上がり33秒０とメンバー最速タイの脚を披露。一列前で巧く抜け出した勝ち馬を捕まえることはできなかったが、大久保龍師も「休み明けであの競馬ができたのは上出来」と高く評価。さらに「成長に合わせて巧く階段を昇っているし、ここは狙いすました鞍。きっちり決めたい」ときっぱり。この中間は坂路とコースで好時計を連発とかなり上積みも大きく、新馬勝ちの舞台に戻れば人気でも相手探しで正解だろう。

チュウワダンス 長休明け２戦目でキッチリ決める！

　日曜は中京12Ｒショウナンアデイブ（栗東：高野厩舎）を推奨する。休み明けの前走は３コーナーから他馬に競りかけられ、軽く仕掛けて抵抗したら、掛かってしまい結果的には早仕掛けに。直線で抜け出しを図ったが、ゴール前で脚が上がってしまった。ただ、敗戦の中にも収穫はあったようで、以前と比べて反応が良過ぎたとも。マイル戦への距離短縮も高野師は「今の行きっぷりなら全然問題はありません」と太鼓判。大型馬だけにレース後の疲れも軽く、意欲の連闘で改めて真価を問いたい。

５億超えの良血馬ショウナンアデイブが逆襲ムード！