“1600m外”になった阪神牝馬S データ班はドコから切り込む?
ヴィクトリアマイルへの前哨戦というポジションを強化すべく、内回り1400mから外回り1600mへと条件が変更。となると、これまでの傾向はアテにならない?
阪神外回り1600mの基本はディープインパクト
桜花賞でフィリーズレビュー組が苦戦を強いられるように、同じ阪神コースと言えど、内回り1400mと外回り1600mはあまり関連性がない。つまり、今年から過去の当レースの傾向とは違ったレースになる可能性が高い。そこで重視したいのが、阪神外回り1600mのコースデータ。特徴的だったのが種牡馬別の成績。
阪神外回り1600mの種牡馬別成績(2010年以降)
ディープインパクト〔58.42.41.220〕 連対率 27.7%(勝率 16.1%)
キングカメハメハ〔18.18.22.180〕 連対率 15.1%(勝率 7.6%)
ダイワメジャー〔14.18.18.121〕 連対率 18.7%(勝率 8.2%)
出走数ももちろん多いのだが、ディープインパクト産駒は2位のキングカメハメハ産駒の3倍以上の勝ち星を挙げている。となると、軸はアンドリエッテ、スマートレイアー、ミッキークイーンの中から選ぶのが妥当な選択。
他では、ステイゴールド産駒が条件を絞ると浮上してくる。牝馬限定戦は通常の牡馬混合戦とはペースなどが違ってくるもの。そこに着目すると、以下のようなデータが。
ステイゴールド産駒の阪神外回り1600m成績(2010年以降)
→〔11.14.8.100〕 連対率 18.8%
牝馬限定戦に限ると、〔3.4.2.18〕 連対率 25.9%
ステイゴールド産駒はこの条件の牝馬限定戦で強い。複勝率では10%も上昇しており、率的にはディープインパクト産駒と遜色のないレベルになる。
ポイントは鞍上と前走の距離
前述と同様に阪神外回り1600mの成績(2010年以降)を調べると、
前走距離
同距離〔114.123.114.993〕 連対率 17.6%
距離延長〔48.55.51.1060〕 連対率 8.5%
距離短縮〔83.70.83.908〕 連対率 13.4%
距離延長組はやや割り引いて考えるべきだろう。一方、騎手別成績で目を引いたのはデムーロJとルメールJの2人。
M.デムーロ〔15.11.6.30〕 連対率 41.9%
C.ルメール〔7.6.4.18〕 連対率 37.1%
※参考 1位 福永〔31.14.21.100〕 連対率 27.1%
やはり、という感じではあるのだが、軸にするならデムーロJ騎乗のスマートレイアー、ルメールJ騎乗のミッキークイーン。あとはもう1頭のディープインパクト産駒アンドリエッテと、距離延長ではないステイゴールド産駒ココロノアイ、レッドリヴェールを相手に加えておく。
結論
軸
スマートレイアー
ミッキークイーン
相手
アンドリエッテ
ココロノアイ
レッドリヴェール
前田(競友)
11/23(土)東京10R
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