優馬編集長日誌 4月7日号「0.5秒」
0.5秒を考える
4月10日に阪神で行われる桜花賞の登録馬は23頭。これらの対戦成績を振り返っていたら、多くの馬が勝負付けが済んでいるように思えた。”0.5秒以上の着差は逆転が難しい” というのが私の基本的な考えにあるが、多くの馬がメジャーエンブレムに対して、この着差をつけられているのだ。その差をつけられた時に休み明けなどの理由があれば、それは除くことにしよう。だが、それでも多数がメジャーエンブレムに0.5秒以上の着差で負けている。
まず、昨年12月の阪神ジュベナイルFではアットザシーサイド、アドマイヤリード、キャンディバローズ、クロコスミア、デンコウアンジュ、ブランボヌール、メイショウスイヅキの7頭が0.5秒以上の着差で敗戦(ウインミレーユは2.3秒差だが、2ヶ月以上のレース間隔があったということで省いた)。今年2月のクイーンCではエクラミレネールとビービーバーレルが0.5秒以上の着差で敗戦。これら9頭以外にもカイザーバル、ジープルメリアが昨年10月のアルテミスSで0.5秒以上の着差をつけられている(ウインファビラスは0.5秒差だったが約2ヶ月ぶりの実戦だったので省く)。
桜花賞は18頭のフルゲート、登録した23頭すべてが出走してくるわけではないが、仮に出走したとして、対戦相手となる22頭の馬の半数にメジャーエンブレムは “逆転が難しい差” をつけていることになる。
残る馬についても “0.5秒以上” について調べてみよう。ウインミレーユは昨年8月の新潟2歳Sでウインファビラスに2.4秒差をつけられている。カトルラポールは今年3月のフィリーズレビューでソルヴェイグに1.0秒差、レッドアヴァンセは今年3月のチューリップ賞でシンハライトに0.6秒差をつけられた。
つまり23頭のうち14頭は “直接対決によって0.5秒以上の差で負かされたことのある馬” が出走してくるわけで、桜花賞馬となるには厳しい状況か。

5馬身差で圧勝したメジャーエンブレムが桜花賞に王手(撮影:日刊ゲンダイ)
残る9頭で対戦比較による劣勢が予想されるのは2頭。アッラサルーテはデビュー戦でブランボヌールに0.5秒の差で負けている。当時の距離は1200m、桜花賞の1600㍍とは問われる距離適性が違うと考えられるので先の14頭には含まなかったが、不利な状況ではあると思われる。次にウインファビラスだが、この馬は前3走の勝ち馬がシンハライト、メジャーエンブレム、デンコウアンジュ。レース間隔があいていたとはいえ、前走と3走前は0.5秒以上の差で敗戦。それに加えて前3走の勝ち馬が出走してくるのであれば、不利な状況は免れないように思える。
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