「雪の影響を受けた栗東トレセン」今週の競馬では絶対に注目すべきポイントがある!?
大寒波の影響で25日(水)朝の栗東トレセンは一面の銀世界。調教開始時間こそ通常通りだったが、除雪が間に合わなかったためにEコース(ダート)と坂路以外の調教コースは閉鎖されていた。この閉鎖は26日(木)も継続。普段はCWコースで追い切られている馬たちを中心に、調整方法の変更を余儀なくされるケースが続出した訳で、特に今週の出走馬のパフォーマンスにどんな影響が出るのか、雪予報を見越して全休明けの24日(火)に追い切りを済ませた相当数の馬たちが正解だったのか、結果を見極めたい。
今週の推奨馬は、担当厩舎から東京に遠征する2頭をピックアップ。まずは土曜東京11R白富士ステークスに出走するドーブネ(栗東:武幸厩舎)から。昨春までは能力だけで走っているような面があり、チグハグな競馬が続いていたが、夏場をじっくりと休養に充てたことで心身ともに成長。強い調教を課せるようになったことで、素質が一気に開花した。連勝は決してフロックではない。まだまだ上を目指せる素材でもあり、オープン相手のここでも好勝負を期待できる。ちなみに同馬は24日(火)にCWコースで追い切ったクチ。その意味でも注目したい。
もう1頭は日曜東京9Rセントポーリア賞のベラジオオペラ(栗東:上村厩舎)。新馬戦は緩さを残す中、非凡なセンスを見せて勝利。それだけも奥を感じさせるのだが、2着馬エアメテオラは次走を楽勝、土曜中京の白梅賞でも上位人気が確実な馬であり、3着馬ショウナンバシットも次走から2連勝してオープン入りを果たすなど、対戦相手のレベルも確か。この馬も昇級を苦にすることはないはずだ。こちらは26日(木)の坂路で最終追い切りを消化。長距離輸送や左回りコースも初めてと克服すべき点もあるのだが、ポテンシャルの高さに期待する。(栗東厩舎取材班:桜井真人)
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