【高松宮記念】“酷使馬場”で「買うべき」穴馬 純粋な速さとスプリント能力は「いりません」

とっておき〇〇馬
高松宮記念

高松宮記念:とっておき穴馬

穴のセールスレディ 編集・清野

トゥラヴェスーラ

「まず大前提として考えたいのが、近年の高松宮記念が純粋な速さやスプリント能力を競う状況ではなくなっている点。昨年なども特にそうだったが、京都開催がなく酷使された上に天候も安定しない時季の重い馬場で1分8秒台の決着では、あくまでこういう馬場をこなせる馬にチャンスがあり、ここはトゥラヴェスーラに白羽の矢を立てた。一昨年がコンマ2秒差、昨年もコンマ1秒差と共に4着止まりだったが、道悪でも能力が発揮できることを示しており、しかも昨年は鼻出血を発症しながらの激走。今年は過去2年とは違って前哨戦を使わずにぶっつけでの参戦となるが、これが良い方に出れば過去2年以上があっていい。調教では2週前の坂路で49秒台の猛時計を叩き出し、その予兆も窺えると同時に、力の衰えも感じない。8歳という年齢ゆえにこれだけ人気がないのだとすれば、大駆けに期待する手もあるかと」

トゥラヴェスーラ

一昨年、昨年の高松宮記念でも際どい勝負ができているトゥラヴェスーラに“白羽の矢”

筆者:


馬券は、新馬戦・メインレース・東京競馬が中心。穴党寄りであると思うが、人気馬でも「この馬でしょうがない」と思った時は買います。