【阪神牝馬Ｓ】二冠牝馬スターズオンアースを倒した「怪物」がいよいよベールを脱ぐ！

～過去10年の阪神牝馬Ｓの傾向分析～

　現役のディープインパクト産駒も残りわずかとなっているが、残された産駒の快進撃はまだまだ続きそうだ。特に瞬発力と持続力を求められる阪神外回りのマイルが舞台の当レースにおいて、ディープ産駒は過去10回中６勝、２～３着がともに４回ずつと他の種牡馬を圧倒する数字を残している。

　さらに、前走を勝って臨んでくるディープインパクト産駒は〔４.３.１.２〕と好走率がかなり高まる傾向。今年は偉大な父の血を受け継ぐルージュスティリア（栗東：藤原英厩舎）が参戦。鞍上の川田将雅騎手もディープ産駒で当レース２勝を挙げており、前走から中11週以内のディープインパクト産駒とのコンビであれば〔２.０.１.０〕と馬券的な信頼度は◎。ルージュスティリア自身も新馬戦で後の二冠牝馬スターズオンアースを下した実力の持ち主。久々の重賞挑戦でも軸として鉄板級といえる存在だ。

目下３連勝中のルージュスティリアが一気に重賞獲りへ！

◇前走コース別成績
・東京　〔３.２.１.11〕
・中山　〔２.１.０.22〕
・阪神　〔１.１.２.32〕
・中京　〔０.２.２.８〕
相手候補を絞るのに、注目すべきは前走のコース別成績。当レースでは「前走・東京芝1600～1800ｍで勝ち星」を挙げていた馬が〔３.１.１.１〕と好成績を残している。前走・東京芝1800ｍの初音Ｓを勝っての臨戦となるコスタボニータ（栗東：杉山佳厩舎）には要注意。（優馬データ班）

道悪適性も秘めたコスタボニータに急上昇の予感！？